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現代車非正規職、「要求貫徹まで座り込みは解除しない」

イ・ギョンフン支部長は会社を物理的に阻止、美しい連帯実現を約束

合同取材チーム 2010.11.25 17:23

蔚山現代車非正規職労組(支会)のイ・サンス支会長は、現代車社側と特別交渉 を開くための前提条件としての籠城解除はしないことを明確にした。

蔚山現代車非正規職支会は11月25日午後、座り込み組合員たちに、24日12時に 現代車牙山、蔚山、全州非正規職3支会と、現代車正規職労組(支部)、金属労組、 民主労総蔚山本部との議論の末に、特別交渉窓口を開くことにしたと知らせた。

この日午後に開かれた報告大会でイ・サンス非正規職支会長は「この席では、 私たちの要求を再確認された」とし「各単位別に最も重要かつ優先されるのは、 会社との交渉窓口を開くことで、交渉窓口を開くために何をするのかを議論した」 と明らかにした。

イ・サンス支会長は特別交渉の要求をめぐり、あちこちから出ているうわさも 遮断した。イ支会長は「交渉窓口が開けば、座り込みを解除するのかという話 もある」とし「再度確認する。交渉が開かれても私たちの要求が貫徹されなけ れば座り込みを続ける。これ以上、それについての誤解と言葉はなさなければ ならない」と釘をさした。

イ支会長は「これまで単位別に視点の差と立場の差がなかったわけではないが、 何度も会って、差を越え、不法派遣の戦いを作り出すことにした。交渉窓口を どう集中するのかを議論して、その後に窓口が開けば会社の態度を見て、私た ちの目標と処理方式を一つ一つ議論しながら以後の闘争を展開する」と述べた。

イ支会長が続いて「昨日の会議では、現代自動車支部も金属労組の日程に忠実 に従うと約束した。明日、現代車支部は全工場が5時からの残業拒否に入る。 11月のゼネストも、現代車支部次元で準備することを約束した」と言うと 組合員はいっせいに歓呼した。

これに先立ち、現代車正規職労組のイ・ギョンフン支部長も非正規職組合員の 前でマイクを持ち、会社側の物理力を動員した座り込み解除の試みを強く防ぐ と再度約束し、組合員から拍手を受けた。この日、イ・ギョンフン支部長は直 接水と食物を持って入ってきた。最近、社側が食物搬入を積極的に防ぎ、食物 搬入のためには労組と社側が2-3時間の体当たりをした後、やっと持ち込んでいる。

イ・ギョンフン支部長は、「会社が物理力で非正規職支会を解散させようとす れば現代車の労使は破局だ。それだけは防ぐという覚悟はまた約束する。絶対 に皆さんを物理力で阻止解散させない」と約束した。イ・ギョンフン支部長は 「この闘争の主体は私ではないが、やむを得ず主体になった。必ず美しい連帯を 作っていく」と述べた。(蔚山=蔚山労働ニュース、メディア忠清、チャムセサン 合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-26 08:53:24 / Last modified on 2010-11-26 08:53:24 Copyright: Default

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