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現代車闘争ソウル上京

現代車不法派遣正規職化のための共同行動闘争を宣布

キム・ドヨン記者 2010.11.22 12:53

進歩政党と市民社会団体は、現代非正規職問題を解決する断固たる決意を新た にした。彼らは現代車に法院の判決を履行するよう要求した。

民主労総ソウル本部と金属労組、進歩新党、民主労働党、社労委など16の団体 が11月22日、良才洞の現代自動車本社前で記者会見を行い、間接雇用の撤廃、 派遣制の廃止、現代自動車不法派遣の正規職化のための共同行動闘争を宣布した。

彼らは7月22日の大法院と11月12日のソウル高等法院で、現代自動車社内下請労 働者は不法派遣であり、正規職とみるべきだと判決が出たにもかかわらず、 100日以上たっても現代自動車は非正規職労働者にはいかなる措置も取らず、 むしろ管理者と警察を動員して暴力をふるっていると、いっせいに糾弾した。

進歩新党ソウル市党のシン・オンジク委員長は、「間接雇用拡散の主犯で法律 違反者である鄭夢九会長を拘束しろ」と声を高めた。彼はチョン会長が「法と 原則を叫んでいるのに、自分は法と原則を守ろうとしない」とし「現代自動車 が非正規職問題を解決しなければ、世界に恥ずかしいグローバル企業になる。 労働組合と進歩政党、社会団体はこれを見過ごさずに闘っていく」と警告した。

民主労働党ソウル市党のキム・ジョンミン委員長は、今回の現代車非正規職闘 争で「新しい労働運動の歴史が始まった」と宣言した。彼は「落胆と不信の中 で疎外され差別されてきた非正規職労働者が立ち上がったことに、多くの国民 と正規職労働者が応援している」として「鄭夢九は1987年、蔚山工場で起きた 労働者のデモ行進と叫びを思いだし、現実と歴史を正面から認識して対話と交 渉に出るべきだ。粘り続ければ、歴史の罪人に残る」と話した。

社労委のヤン・ヒョシク代表は、「現代車非正規労働者が自分たちの世代で非 正規職問題をなくす覚悟で戦っている。全社会の非正規職闘争の起爆剤になっ ているこの戦いに、850万の非正規職労働者が望みかけている」とし「非正規職 撤廃を実際に可能にする巨大な闘争、今後数年間の情勢を決めるこの非正規職 闘争に断固たる決意で連帯しよう」と提案した。

彼らは現代車非正規労働者への暴力弾圧を即刻中断し、法院の決定によりすべ ての社内下請労働者を正規職に転換するとともに、李明博政権が進めている雇 用サービス促進法立法などの職業安定法改悪の中断と派遣制の適用を拡大する 方針の撤回、派遣法の撤廃を要求した。

これに先立ち、6月24日に企画財政部長官が派遣業種の拡大を発表した。続いて 9月15日に『雇用サービス活性化法案』という名の職業安定法全面改正案を立法 予告し、労働部は11月中に立法発議すると発表した。

こうした動きについて彼らは「鄭夢九の責任回避を助ける間接雇用の無限拡散 と養成を、政府が先頭に立って準備している」とし「李明博政権が韓国社会の 間接雇用労働問題の核心的な主犯」と批判した。

共同座り込み団の闘争に続いて間接雇用撤廃闘争をすると宣言した彼らは、22 日から27日を『集中行動週間』と決め、都心地域で各種の宣伝戦をして市民に 現代自動車非正規闘争を知らせ、支持を訴える計画だ。12月4日には都心で 『間接雇用撤廃闘争大会』を開催する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-22 22:28:32 / Last modified on 2010-11-22 22:28:32 Copyright: Default

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