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現代車牙山また暴力事態...「用役投入された」

使用者側「用役はいない」...負傷者9人、16人が入院

チョン・ジェウン記者 2010.11.18 20:28

現代車牙山工場の非正規労働者約160人が11月18日午後3時に正規職管理者と警 備員に暴行された時、用役業者の職員が工場に投入されたという情報提供が続 いた。

牙山工場社内下請労組幹部のチェ・ビョンファン現場委員は、「5人に集団殴打 された。そのうち数人は初めて見る人々だったが、よく見るとドンヒオートの 非正規労働者が闘争していた時、現代起亜車の良才洞本社に投入された用役業 者の職員だった」と伝えた。彼は暴行され、足の負傷で病院に運ばれた。

暴行に抗議した正規職労組幹部のキム・ジヨン代議員も「現代車の警備ではな い用役業者職員が投入された。現代車の警備と用役業者職員は集団的に動いた」 と伝えた。

正規職管理者、警備会社職員とも、同じように現代車マークがついた紺色のジャ ンパーを着ていて、一般人には用役を区別するのは容易ではない。だが10年以 上働いてきた労働者たちは、ほとんどの工場職員の顔を知っているようだった。

これに関連して、現代車牙山工場使用者側はインタビューを拒否し、「用役は 投入されていない」と伝えた。

社内下請労組は今日の午後3時から昼間組2時間ストライキを決めて、艤装工場 に進入した。労組は代替人材をコンベアラインから出そうとしたが、工場に入 るとすぐ使用者側に阻止されたため、ファイナル6、7番ラインの通路で座り込 みを続けた。

▲連座座り込みをしている非正規労働者[出処:現代車牙山工場委員会]

30分ほどの衝突があり、正規職管理者、警備約200人が座り込んでいる非正規 労働者をごぼう抜きにした。

正規職のある労働者は「艤装部ラインごと、入り口ごとに1〜2人の正規職管理 者が待機していた。事務職管理者も動員され、無数の管理者が非正規職を引き 出した」と伝えた。

使用者側は暴力事態に抗議したり止めさせようとする正規職労働者は殴らず、 非正規労働者だけを暴行したようだ。また別の正規職労働者は「管理者は、非 正規労働者をただ引き出すのではなく、足で踏み、拳で殴った。これを止めさ せようとした正規職労組幹部、正規職労働者は殴らなかった。昼休みにも非正 規労働者が艤装部の中の会議室に行くと、警備、用役がバスに乗って一度に集 まって監視した」と伝えた。

[出処:現代車牙山工場委員会]

[出処:現代車牙山工場委員会]

[出処:現代車牙山工場委員会]

▲使用者側に抗議する正規職労働者[出処:現代車牙山工場委員会]

現場にいた正規職労組のイ・ファベク副議長は、労組が抗議しても使用者側の 暴力は止めなかったと吐露した。副議長は「通路で社内下請労組が集会をして いるのに、会社側はこれを引き出した。その過程で非正規労働者が歯が折れた。 非正規職は引き出されまいと横になった」と話した。

暴行されて病院で運ばれた非正規労働者のペク・スンミン、キム・テヨン氏は 二人とも正規職管理者の指示で警備員が先に『集団殴打』をしたと証言した。

▲負傷した非正規労働者

非正規労働者たちは、艤装工場近くの民主広場に連れ出され、負傷者は救急車 で移送されたり医務室で治療を受けた。

今日だけで9人が負傷し、昨日も8人の労働者が負傷して7人が入院、計17人が負 傷した。病院の診断の結果は、昨日と同じく重傷で歯3本を折り、脊椎骨骨折、 指骨折、肋骨骨折などだ。

社内下請労組は18日に昼間組2時間ストライキ、夜間組4時間ストライキ、19日 の昼夜間4時間部分ストを決めた。今朝7時15分頃民主広場に集まり、出勤闘争 をした。

一方、金属労組が決めた地域別集会が、牙山工場正門の前で午後4時に開かれた。 使用者側は18日午後、正門にコンテナボックス、別名『夢九山城』を積んだ。 その近くで、それまで病院に運ばれていなかった非正規労働者4人が救急車を待っ ていた。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-18 23:32:38 / Last modified on 2010-11-18 23:32:40 Copyright: Default

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