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現代車非正規職支会、元請管理者の封鎖を突破し組合員教育を強行

現代車支部1工場事業部の代議員との連帯闘争を展開

チョ・ソンウン記者 2010.10.13 14:17

10月13日午前7時、現代車蔚山工場の正門では、現代車非正規職支会、非正規職 ない工場作り元下請闘争団、労働者勉強会、金属民闘委所属の労働者たちが出勤 闘争を行った。

[出処:蔚山労働ニュース]

現代車非正規職支会のイ・サンス支会長は「昨日、1工場、2工場、3工場で進め ようとした組合員教育を元請の管理者が集まって封鎖した。だが、1工場の組合 員は、封鎖を突破して教室に入り、教育を進めた。そして2、3工場は元請管理 者の封鎖を突破することはできなかったが、抗議闘争を展開し、元請管理者を 前に置いて組合員教育を進めた」と明らかにした。

続いて「会社の弾圧で崩れることなく、対抗する闘争を展開すれば、正規職化 闘争に勝利できる」とし「今日午後5時30分に本館抗議集会が予定されている。 正規職労働者も本館抗議集会に連帯してほしい」と訴えた。

現代車非正規職支会1工場の朴シテ代議員は「12日午後7時、1工場事業部代議員 会議室で組合員教育が予定されていた。教育時間の前にすでに元請管理者50人 ほどが会議室を囲んでいた。それで事業部で代議員会議室前で全組合員集結の 指針を出した。80人ほどの組合員が集まり、元請管理者と対峙した。会議室に 入るために体当たりをした。

第1工場の正規職代議員が連帯した。1工場事業部ペク・キホン代表が「非正規 職の仲間たちを連れて事務室に入る。どけ」と抗議し、元請の管理者たちの封 鎖を突き抜けて会議室に入った。結局、元請管理者は道を開けた」とし「正規 職代議員が共に闘わなければ難しかったかもしれない。2つの業者の組合員たち は、会議室の中で教育を受け、あとの組合員は外で待機して拍手して叫びなが らシュプレヒコールをあげた。会場の中でも『勝った』という自信がわいた」 と状況を伝えた。

現代車非正規職支会のキム・ドンファン教育宣伝部長は「2工場は組合員30人ほ どが集まった。元請管理者50人ほどが2工場代議員会議室を封鎖した。中には教 育講師がいた。組合員たちは2工場本館前に移動して抗議集会をした」と話した。

現代車非正規職支会のキム・ジョンジン3工場代議員は「昨日午後6時頃、支会 長から会場の扉を封鎖するという情報を聞いた。携帯で組合員集結のメールを 入れて現場を巡回した。組合員60人ほどが集まった。7時に元請の管理者100人 ほどが代議員会議室を封鎖した。工場長は「会社の施設だから教育できない」 と言った。新規組合員が多かった。元請の封鎖は突破できなかったがその前で 抗議集会を開き、関連教育をした」と明らかにした。

現代車非正規職支会組合員教育は、9月10日に金属労組、現代車非正規3支会、 現代車支部(組織強化室)との懇談会ですでに整理された問題だった。当時カン・ ジョンヒョン組織強化室長は「組合員の教室を労働大学院と各事業部の代議員 会議室として使えるように、事業部代表と議論して方案を作る」と言っていた。

そのために12日の非正規職支会組合員教育を元請管理者が封鎖したのは支会の 労組活動を弾圧する不当労働行為であるばかりか、現代車支部の方針を軽視す る現代車支部への明白な挑発行為だと言える。これに対する現代車支部の対応 が注目される。

一方、12日の釜山・大邱地方雇用労働庁国政監査で、現代車のカン・ホドン副 社長は7月22日の現代車不法派遣非正規職労働者を正規職化しろという大法院の 判決について「最終判決ではない。裁判はまだ進行中で、異議を提起している 状態」とし「もし非正規職労働者を正規職化すれば、競争で生き残れない状況 になりかねず、雇用の硬直性で企業が経営競争力を失い、逆に雇用が減少する」 と話した。

カン副社長は、金属労組のチェ・ビョンスン未組織非正規職局長の現代車出入 統制についての問題提起にも「チェ・ビョンスンは現在現代車とは関係がない」 と主張し、チェ・ビョンスン局長の正当な労組活動に対し、協力しないと述べた。

カン副社長はまた、大法院の判決にもかかわらず下請け労働者を正規職化する 意思がないことを明確にした。したがって12日に現代車の元請管理者が非正規 職支会の組合員教育を源泉封鎖したのは、カン副社長発言の実践だという指摘 がある。

進歩新党のチョ・スンス議員は13日に論評して「現代車の鄭夢九会長とカン・ ホドン副社長は、今からでも厚かましい態度を反省し、社内下請労働者に即刻 謝罪しろ。さらに大法院判決を謙虚に受け入れ、彼らの正規職転換についての 積極的かつ能動的な措置を取れ」と要求した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-14 11:59:41 / Last modified on 2010-10-14 11:59:43 Copyright: Default

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