韓国:蔚山曳船社ロックアウト | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
蔚山曳船社ロックアウト...ストライキ労働者タグボートを降りる[蔚山労働ニュース]労組「メアム埠頭現場死守...代替人材投入阻止」
イ・ジョンホ記者
www.nodongnews.or.kr / 2009年08月10日23時30分
蔚山タグボート ストライキ4日目の8月10日午前、チョグァン船舶、先進総合、 ヘガン船舶の3つの曳航社がメアム埠頭に停泊中のストライキ タグボート26隻 を対象に職場閉鎖を公告した。 ストライキ労働者は、タグボートから降りてテントを張ったメアム埠頭を拠点 に、停泊タグボートへの使用者側の代替人材投入などを阻止する現場死守闘争 に入った。 これに先立ち、運輸労組港湾曳船支部蔚山支会はこの日の午前10時、蔚山海洋 港湾庁前で記者会見を行い、曳航社側に誠実交渉を要求した。 [出処:蔚山労働ニュース] 労組のユン・チャングァン支会長は「釜山港と蔚山港曳航労働者のストライキ が4日目に入ったのは、労組の事務室を提供して交渉委員の専任を認めろという 素朴というより、みずぼらしい要求も受け入れず、労組自体を認めないと言う 会社側の態度のため」と曳航社を猛非難した。 また「これまで曳船会社は楽に金を儲けてきたし、権利の死角地帯に放置され てきた曳航労働者は自分の権利を得るために適法な手続きで、合法的な争議行 為をしているだけなのに、政府当局は労使関係を公安弾圧に追い込んでいる」 とし「曳航船会社の貪欲と政府当局の反労働者政策が物流大乱を招いている」 と声を高めた。 ユン支会長は「全国各地で代替労働が投入され、何日もまともに眠れずにいる 曳航労働者の疲労が積もれば想像できない大型海難事故を招くので、事態がよ り大きくなる前に対話で問題を解決しようというのが労組の基本立場」とし、 「一刻もはやく額を突き合わせて解決方法を探すべき時期に、曳船社は私たち の交渉要求に職場閉鎖で答えるというとんでもない事態が行われている」と批 判した。 「始末書を書いて減給される船長を使用者といえるか?」 この日の記者会見には、33年間タグボートで働いてきたA船長が出てきて、船長 が労働者ではなく使用者だという曳船社側の主張に細かく反論した。 A船長は「麗水では、船長と機関長が共に労組活動をしており、船長も作業中の 過失に始末書を書き減給措置も受けてきた。船長が使用者だというのは全く妥 当性がない」と主張した。 また「航海士や機関士も船長や機関長を代行して使用者側の承認を受けて交代 している実情」とし「船長だけが使用者というのは不当だ」と話した。 続いて「船長が使用者なら、一般的な過失で解雇されることはあってはならな いが、不利益はすべて船長がかぶる」とし「使用者として何の権限もない船長 を使用者とは言えない」と強調した。 「これが人か?」 経歴33年の機関士B氏も午前4時に起き、午前5時30分までに出勤しなければな らず、夜間と36時間連続して働かなければならない当直の困難を打ち明けた。 B氏は「盆暮れもまともに休んだことはない。同窓会などの約束は全くできない。 1人が慶弔事で1週間休めば、残りの二人が二交代で7日間少しも眠れず働き続け なければならない。会社は人員を補充するそぶりもない。修習航海士が入って くれば、船長は少なくとも3か月、身動きもせずしがみついて仕事を教えなけれ ばならない。1月に333時間、2月292時間、3月には326時間働いた。これで人と いえるのか?」と声を高めた。 B氏は「共同順番制で港湾庁が代理店に行くリベートを曳航社の売り上げの10% から13.8%に上げた」とし「このお金で福祉予算を策定してくれ」と要求した。 B氏と共に出た機関士C氏は「数年前、甘浦近海で曳航作業をしていたときに5人 が難波し、夜中に恐怖に震えてかろうじて生還したが、会社は当時手当てや慰 労金は一銭も支給しなかった」とし「会社はむしろ船の破損部分の責任を押し 付けた」と暴露した。 C氏はまた「溶接で負傷したが応急室治療を受けて、膝軟骨を傷つけて長期入院 治療を受けても会社が応急室治療費のほかは何もしない」と話した。 [出処:蔚山労働ニュース] ストライキ曳航労働者の言葉、言葉、言葉 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-08-13 13:33:04 / Last modified on 2009-08-13 13:33:07 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |