韓国:双龍車労組ハン・サンギュン支部長 | |||||||
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合法ストライキに職場閉鎖、「政府が出るのが当然」[インタビュー]双龍車労組ハン・サンギュン支部長
メディア忠清/ 2009年06月01日22時17分
双龍車が5月31日午前8時30分、職場閉鎖措置を取った。 会社は労組のストライキで『経営上の支障』が起きているとし、職場閉鎖を強 行した。労組は『会社が対話の意志を放棄した』と解釈した。職場閉鎖以後、 公権力投入は時間の問題という展望も出している。 5月の最終日、平沢工場で双龍車支部ハン・サンギュン支部長と会い、労組の立 場と計画を聞いた。 [出処:メディア忠清] 会社が職場閉鎖措置を取った。どんな意味だと思うか 会社が労使の対話で双龍車事態を解決する意志がないことをはっきり見せた証 拠だ。労働者たちが『渡り鳥資本』と会社を回復させる能力もない経営陣に対 し、まず施設を保護して生産の主体としてしっかり立っているのに、なぜ施設 を保護するというのか分からない。公権力投入の名分としか見られない。自ら 労使対話で知恵を集める能力がないから回避しているのではないのか。結局は 無知な方式で労働者をけ飛ばして、軍靴を立てて公権力投入で、大量虐殺の整 理解雇をしようとしている。また今回の措置は、李明博政権の労働政策を端的 に示すと考える。労働者は、ただ黙ってやられるだけではないことを政府は認 識すべきだ。 また何がそんなに緊急で、日曜日に職場閉鎖をしたのか。労働者の団結が強い ので、会社はかなりあせっているようだ。 会社は労組の全面ストで生産が中断したので『やむをえない措置』という立場だ。職場閉鎖の時期も『ストライキ撤回時』と釘をさしていたが。 合法的な労組の権利であるスト権を行使した。2人に1人が切られていくのに、 生産を続けてストライキをするなど、常識に合わない。 職場閉鎖措置を取り、家族対策委、金属労組所属組合員などを外部の人と規定して出入を制限した。 労組は全く外部の人だと考えていない。金属労組は単一労組だ。交渉権、締結 権、スト権のすべてを持っている。金属労組を中心に厳重な事態に対応するの は極めて当然だ。それを問題にするのは基本も知らない無知から出る言葉と見 るしかない。 一部では労組の全面ストが長期化すると双龍車が『破局』になると恐れている。 整理解雇を押し切り、助ること自体が破局に行くことだ。ビジョンと展望を提 示せず、無差別に整理解雇をするのでは、決して双龍車は正常化しない。無条 件に人を切れば競争力のある会社になるという妄想から抜け出さなければなら ない。会社、政府の政策は、第2、第3の双龍車事態を呼ぶだろう。 会社の職場閉鎖措置に労組は今後どう対応する予定か。 第一に、労組は職場閉鎖措置に対し、今の闘争計画を変えて新しい計画を作る ほどの変数とは見ていない。職場閉鎖措置は会社が労組の弾圧する一般的な措 置なので、あまり気にしていない。 二番目は、組合員自身が決めたストライキに、労働者が生きるための労働者の 視点で『双龍車正常化方案』を用意する。 三番目は、労組は会社でも政府でも『対話』するという立場をはっきりと明ら かにしている。しかし双龍車回復のために会社になにもできることがないのな ら、労政間の交渉で途方もない大量解雇問題を解決しなければならない。 労組は整理解雇を撤回して『一緒に暮らそう』という極めて素朴な大義で闘争 を始めた。組合員の家庭を見れば、妻は憂鬱症に苦しみ、苦痛は到底表現でき ない。多くの家庭で憂鬱症を感じるというのは、深刻な社会的な後遺症につな がる。労組は家庭が崩壊する整理解雇という『殺人』に対抗して闘うしかない。 双龍車事態をほう助する政府が一日もはやく労働者と彼らの家庭が崩壊しない ように責任ある姿勢で出るべきだ。上海の持分を除けば大株主は政府だ。政府 が出るのは当然ではないか。2次関係者集会の時も、上海の株式償却問題が提起 されたことと理解している。 労組の自救案あるいは双龍車正常化方案の内容は何か。 『自救案』という言葉をよく使うが...正確には、双龍車の正常化方案を労組が 悩んでいるのだ。 双龍車中長期発展計画が必要で、計画にはR&D活性化方案が同じように進められ なければならない。営業網拡充、サービス網拡充、海外ディーラー網拡充、協 力社との同伴成長、ディーゼルエンジン中心、雇用創出のための計画、人が中心 になる人的資源の配慮と投資が並行することが正常化方案だ。 労組は4月7日、不良経営の責任を上海が持つ51.33%の株式の償却で法的に整理 することと、ワークシェア(ジョブ・シェアリング)による総雇用維持(5+5と3組 2交代)、労組の非正規職雇用安定基金12億出資、C200工事と研究開発費1000億 ウォンを双竜自動車支部が担保、産業銀行優先回復緊急資金投入を要求した。 労組が主張する双龍車正常化方案に対する会社の立場と態度は 会社は、労組の立場を無視して大量の整理解雇を押し切る立場だ。全面ストに 入り、5月26日から労組が管理者の出入を統制すると、会社は食堂を閉鎖した。 当日の午後、会社は『人事、労務、総務など核心の部処に対する出勤を認める 条件で食事の用意をする』と言った。労組は『飯ぐらいで恩着せがましくする な』と、きっぱり使用者側の立場をはねつけた。労働者たちはすでに自給自足 している。 会社は公式に労使『交渉』をしようという立場を伝えてきたことはなかった。 中央労働委員会さえ調整中止命令を下し、特別団体交渉で事態を解決しろと勧 告した。労組のストライキはすでに合法ストライキだ。 また、会社はストライキ期間に『人事委員会を開こう』『整理解雇人員を議論 しよう』など、とんでもない文書を送っている。常識以下の行動、幼稚な行動 で労働者を死に追いやっている。 疲れているように見える。睡眠はとるのか 一日に4〜5時間寝る。疲れは到底言葉にできない。しかし今は病気になる余裕 も、疲れる余裕もない。 忙しい渦中にも意味があって楽しい時間があるのでは 光州、蔚山などの遠くから全国の労働者たちが自分の事のように双龍車闘争に 連帯してくれる時がうれしい。良い時間だ。そして黙黙と働くばかりだった現 場の労働者が闘争を経て本当の金属労働者として新らしく立ち上がるのを見て 『世の中が闘士も作り、本当の活動家も作るんだな』という気がする。教育と 討論で成熟して、なぜ戦わなければならないかをはっきり認識する姿を見る時、 うれしい。(チョン・ジェウン記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-06-03 17:00:34 / Last modified on 2009-06-03 17:00:36 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |