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ソウル常用職支部、ソウル市にストライキ宣言

争議行為賛否投票61.3%で可決

アン・ボヨン記者 coon@jihnbo.net / 2009年05月27日17時59分

公共労組ソウル常用職支部がソウル市を相手にストライキに入る。ソウル常用 職支部は、5月25〜26日の二日にわたり争議行為賛否投票を行い、61.3%の賛成 でストライキを決定した。

ソウル常用職支部は26日の報道資料で「ソウル市は5月13日、一方的に団体協約 の解止を通知した。これはソウル市が人員削減と構造調整を円滑にし、結局彼 らが担当する業務を『民間委託』するための意図と見て、ソウル市に対してス トライキを宣言した」と明らかにした。

今回の投票にはソウル市に所属する組合員をはじめ、25の区庁所属組合員全員が 参加した。

▲13日公共労組ソウル常用職支部はソウル市庁前で記者会見し2008年暫定合意を認めて団体協約改悪案を即刻撤回しろと要求した。[出処:公共労組]

ソウル常用職支部は1999年に労組できた後、区庁長協議会と集団交渉をしてき たが、交渉委員としてのみ参加したソウル市が昨年12月17日に使用者分離を通 知して、区庁協議会と合意した暫定合意案を廃棄、ソウル常用職支部とソウル 市の対立が高まり始めた。

ソウル市とソウル常用職支部は東部道路交通事業所、漢江事業本部などソウル 市に所属する5か所の事業場に限り交渉を再開したが、立場の差を狭められず、 ソウル市は5月13日ソウル使用職支部に団体協約解止を通知した。

そのためソウル使用職支部は「ソウル市が団体協約を改悪して、労組を弾圧し ているとし、13日にソウル市を相手に全面闘争」を宣布した。

ソウル常用職支部は26日の報道資料でソウル市の協約廃止は李明博政権が進め る公共部門団体協約無力化の試みと脈を同じくする」と指摘し「ソウル市が公 共部門における社会的弱者である無期契約職にも労働条件を改悪し、労働組合 を殺そうと試みているという点で非難されなければならない」と主張した。

ソウル常用職支部は6月2日の午後2時にソウル市が交渉権を委任した東部道路交 通事業所前でソウル市糾弾集会を開き、4日にはソウル市庁別館前で「全組合員 全面ストライキ決意大会」を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-29 09:53:07 / Last modified on 2009-05-29 09:53:08 Copyright: Default

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