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ソウル都心で約20人連行

警察、不法デモならカプサイシン、催涙液まで使用を予告

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年04月30日18時45分

警察が4月30日から5月2日まで予定されている集会に「最後まで追跡、司法措置 する」と強硬対応の立場を明らかにしており、30日にソウル市内のあちこちで 警察と集会参加者の衝突が続いた。

警察は進められる集会を不法デモと判断すれば、粉トウガラシから抽出したカ プサイシンを噴射器に入れて使い、放水銃に色素や催涙液を混ぜて使う計画だ という。

経済危機に対応する大学生共同行動はこの日、龍山殺人鎮圧真相究明を要求し て、午後3時30分頃に龍山4区域事件現場を訪れ、奇襲集会をしようとした。だ が警察は道路から集会参加者を防ぎ、大学生と撤去民団体関係者など16人を連 行した。彼らは銅雀署と九老署に収容されている。

警察が集会参加者を連行する過程で遺族に暴行し、喪服が破れる事件が発生し た。また龍山氾国民対策委は、警察が全撤連会員にセクハラを行ったと主張し ている。龍山氾国民対策委はこの日の事件に対して国家人権委員会に緊急陳情 をしたと発表した。

▲追慕に立った大学生を警察が歩道で連行した。[出処:龍山氾国民対策委]

▲龍山遺族が学生連行に抗議し警察バスの下に横たわった。[出処:龍山氾国民対策委]

ソウル市恵化洞でも警察は労使が紛糾している才能教育労働者との連帯に自転 車デモ行進をした『疾走実践団』 4人を連行し、松坡署に移送した。午後6時 10分現在、警察が自転車を積んだトラックを防ぎ、動きを妨害していると疾走 実践団状況室長のイ・サンウク氏が伝えた。

一方この日、東亜日報は民主労総と警察が『平和デモ了解覚書』を締結したと 報道した。東亜日報は、「民主労総が大規模集会を前にこうした覚書を警察に 提出したのは異例」とし「警察がソウル市庁前など都心での集会開催を認めな いことによる苦肉の策だという」と報道した。

だがこれは警察が昨年10月に汝矣島を『平和デモ区域』に指定し、警察への集 会申告とは別に汝矣島公園管理事務室が場所貸与のために要求した書類である ことが明らかになった。民主労総によれば、集会を申告しに行った実務者が、 公園管理事務室側から形式的に協約書が必要だと言われて作成したことが確認 された。

警察と民主労総が協約書を結んだとのは事実ではないということだ。イ・スン チョル民主労総報道担当者は「実務者が形式的に作成したものを東亜日報が誇 張して報道した」と反論した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-03 18:25:14 / Last modified on 2009-05-03 19:06:01 Copyright: Default

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