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闘う非正規職にはまだ冬

鍾路で非正規職の声で世の中を歌う

キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年04月18日11時35分

4月17日午後7時から9時まで、鍾路普信閣前の歩道。散っていた非正規闘争事業 場のキャンドルが鍾路に集まってとても楽しいキャンドル文化祭を開いた。華 やかな照明も高い舞台もなかった。下手だが非正規職労働者と学生たちは鍾路の 町で自分たちの声で世の中を歌った。

ここに集まった80本余りのキャンドルは、非正規職闘争事業場の孤立した苦し い闘争を象徴するようだった。明知大助手、オペラ合唱団、キリュン分会、学 習誌先生、松坡区庁非正規職労働者などが集まった。非正規職労働者はこの日 の文化祭をそれぞれ自分の最大の力量を発揮して、足りない部分はオペラ合唱 団が埋めるという向こう見ずな考えで始めたという。

文化祭の題名も「私たちの声で世の中を歌う」だ。舞台の代わりの車両にかけ られた横断幕には「皆に春がきたが、非正規職-闘争事業場にはまだ冬。鍾路で」 と記されている。春来不似春だ。

春の気配がにじむ服装で込み合う鍾路の通りに赤いチョッキと厚い服を着た彼 らは異質だ。それでも文化祭は春を待つ気持ちで非常に楽しかった。

解雇された明知大の助手たちは「私たちが一番最初で幸運」と言い、歌が本業 のオペラ合唱団のとても楽しく活気に満ちた公演に歓呼を送る。松坡区庁非正 規職労働者のイム・ジョンジェ氏は恥ずかしそうな顔でハーモニカを吹いた。 目をとじて吹くハーモニカから流れる民衆歌謡が鍾路の道を行く人の足をしば らく立ち止らせる。

解雇された学習誌の先生たちは「テントを守っていて練習もできず、律動を教 えることにした講師は私たちの前で踊った学生の仲間たち」とし「多くがする 律動の代わりにハンソル教育解雇者キム・ジンチャン同志が独唱することにし た」と伝える。キム・ジンチャン氏はギターを持ち出して穏やかに歌を歌う。

春がきてもこの日の夕方はかなり寒かった。セーターにチョッキを着て出てき た放送会社非正規職労組のチュ・ボンヒ委員長は、「毎年メーデー前日の4.30 闘争はいつも寒かった」と言いつつ公演の小さくても温かい雰囲気を静かに感 じていた。

▲解雇された学習誌先生は「多くがする律動の代わりにハンソル教育解雇者キム・ジンチャン同志が独唱をすることにした」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-04-21 17:49:54 / Last modified on 2009-04-21 17:49:56 Copyright: Default

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