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モーターショー会場から追い出された自動車非正規職

警察、ソウルモーターショー前で会見を開いた金属非正規職40人を連行

チョン・ムンギョ記者/ 2009年04月03日12時08分

▲ソウルモーターショーイベント会場前で開かれた非正規職労働者の記者会見

自動車を作る非正規職労働者がソウルモーターショー開幕式の現場で記者会見を 行い、ほぼ全員が連行された。

4月3日午前11時10分頃、京畿道高陽市のキンテクス(KINTEX)で開かれた『2009 ソウルモーターショー』開幕式場前で記者会見をした金属労組非正規闘争本部 (本部長キム・ヒョンウ)所属の組合員約40人が会見最後にパフォーマンスを終 えた直後、ほぼ全員が警察に連行された。

この日の記者会見にはGM大宇とドンヒオート(起亜モーニング生産)、双竜自動 車、キリュン電子所属非正規職などの労働者約50人が参加した。彼らは自動車 を生産する非正規職労働者の低賃金と労働搾取で積み上げた『ソウルモーター ショー』の虚像を知らせるためにこの日の記者会見を準備した。

▲非正規職労働者が起亜自動車モーニングに血をまくパフォーマンスをした。

参席者はこの日の会見の終わり頃に準備してきたモーニング1台に鮮血を撒くパ フォーマンスをした。韓国の自動車が非正規職労働者の『血』で作られている ことを象徴的に見せた。警察はパフォーマンス直後、会見を終えて『帰る』と いう労働者を取り囲んで連行を始めた。警察は11時10分頃の1次連行で警察現場 の指揮者の「全員連行しろ」という指示とともに電撃連行を始め、約40人を連 行した。警察は連行の理由についての記者の質問に「集示法に違反したため」 と述べた。クォン・スンマン金属労組副委員長とキム・ヒョンウ非正規闘争本 部長も共に連行された。

▲記者会見を終えるとすぐ警察の連行が始まった。

▲非正規職労働者が手足を持たれ連行されている。

▲連行されているクォン・スンマン金属労組副委員長

この過程で抵抗した女性非正規職労働者2人が失神し、一山のペク病院に運ばれ た。11時30分現在、警察は連行を避けて残った女性組合員5人も取り囲んで移動 を防いでいる。警察は動員した婦人警官の数が足りず、一部の女性組合員を連 行できないものと見られる。

▲連行の過程で失神した女性労働者は一山ペク病院に移された。

▲連行されている非正規職労働者

一方、韓昇洙総理はこの日の開幕式に参加した後、現代車展示館を初めトヨタ、 アウディなどの展示館を訪れ、関係者と会った。イ・ユノ知識経済部長官とチョ ン・ジョンファン国土海洋部長官、イ・マニ環境部長官、キャスリン、スチー ブンス駐韓米国大使、ユン・ヨチョル韓国自動車工業協会会長等もこの日の開 幕式に参加した。

『美しい技術、驚くべきデザイン』を主題に開かれる今回のモーターショーに は9か国の158業者(国内124業者、海外34業者)が参加した。新車23台、コンセプ トカー14台、親環境自動車31台、クーペ/スポーツカー13台など計149台の自動 車が展示された。モーターショーには起亜車の準大型SUVソレントRとGM大宇の 次世代マティスなど、警察に連行された労働者が生産したり生産する自動車も 展示された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-04-05 08:48:35 / Last modified on 2009-04-05 08:48:36 Copyright: Default

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