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文観部、「新しい合唱団を作る」

5億ウォンを投入して1年契約職選抜...「オペラ団もオーディションを受けろ」

アン・ポヨン記者 coon@jinbo.net / 2009年03月27日17時38分

「国立合唱団があるのだから国立オペラ合唱団の存続は不適切だ。だが声楽家 が今後、継続的に活動と力量を育てられるように新しい合唱団を作る」

『国立オペラ合唱団』に対する文化体育観光部の公式立場だ。

▲パク・スンテ文観部芸術局長

文化体育観光部(文観部)が3月27日10時、文観部のブリーフィング室で記者会見 を行い、最近集団解雇問題で対立している国立オペラ合唱団への公式な立場を 発表した。

パク・スンテ文観部芸術局長は「国立合唱団が設立されて運営しているのに、 別途の合唱団運営は不適切だ」と述べた。解雇者の復職の意志がないという立 場を明確にしたのだ。

国立合唱団があるので、国立オペラ合唱団は必要ないという立場を示したが、 この席で文観部は新しい合唱団を作ると話した。政府が進めている雇用創出プ ログラムの一つとして非営利団体が運営する第2の合唱団を作るという。

そのために文観部は5億ウォンを投入する計画で、4月中に公開公募手続きをし、 個人別にオーディションをして50人ほどを選出、3年ほど運営する予定だ。これ に選ばれた合唱団員は1年契約職として働くようになる。

パク・スンテ芸術局長は「全国で100ほどのオペラ団の最も至急な要求は、合唱 団の支援だ。そして全国文化疎外地域文化公演などで新設される第2の合唱団は、 相当な活動の機会を保障するつもり」と明らかにした。パク・スンテ芸術局長 は、解雇された国立オペラ合唱団員は「有能な方がたくさんいると理解してい る。彼らもオーディションを受けて欲しい」と注文した。

▲10時文観部ブリーフィング室でパク・スンテ文観部芸術局長が報道資料を読んでいる。

国立オペラ合唱団の合唱団解体と全員解雇に対して文観部は「国立オペラ団が 職制規定にもない国立オペラ合唱団を設置して運営した点と、事業費を人件費 に使った点などは不合理で、国立芸術機関と団体は規定と原則によって運営と 公演作品の出演者決定が芸術監督の固有の権限だ。41人の国立オペラ合唱団員 の集団解雇もイ・ソヨン現国立オペラ団長の裁量権」と明らかにした。

国立オペラ合唱団は2月に国立オペラ団の一方的な合唱団解体と解雇通知で合唱 団解散反対と解雇撤回の戦いを2か月ほど続けている。職制規定にもない国立オ ペラ合唱団の一年の運営費は3億ウォンだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-03-30 07:46:11 / Last modified on 2009-03-30 07:46:11 Copyright: Default

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