本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:国立オペラ合唱団、文観部抗議集会
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1237271585513St...
Status: published
View


ユ・インチョン「私と話したくない?」

国立オペラ合唱団、文観部抗議集会

アン・ポヨン記者 coon@jinbo.net / 2009年03月11日17時44分

ユ・インチョン文化観光部長官は「私と話したくないのか?」という一言を残し てさっと文観部の中に入った。

集団解雇された国立オペラ合唱団員が3月11日午後3時に文観部の前で抗議集会 を開いた。イ・ジャンウ公共労組首席副委員長は「オペラ合唱団解雇は李明博 政府の公共部門構造調整の一環だ。合唱団解雇はユ・インチョン長官のミス、 政府ではインターン社員として3万人を採用すると言い、政府が策定したインター ン社員の月給は100万ウォンだ。ところがオペラ合唱団の月給は生計費にもなら ない70万ウォンだ。こうした人たちを大量に解雇したのは文観部が公共部門の 構造調整にコードを合わせるために無表情に行動してやり損なったのだ。両村 里で栽培しているはずの人が長官にきて、ののしり、悪口を吐いて無表情に行 動して事件になってやり損なったのだ。ミスを挽回すべきは早くミスを認め、 修正することだ」と話した。

▲集会途中、突然登場したユ・インチョン文化観光部長官

▲文観部の中でまた動き始めるユ・インチョン文化観光部長官

イ・ジャンウ首席副委員長の発言が終わった直後、ユ・インチョン文化観光部 長官が随行員を連れて文観部正門に出てきた。これに集会参加者が文観部を 糾弾するシュプレヒコールをあげると、ユ・インチョン文化観光部長官は「私と 話したくないのか」という言葉を投げてまた文観部の中に入った。

チョ・ナムン国立オペラ合唱団支部長が後について行こうとしたが警備員に阻 止された。解雇事態の解決策の質問にユ・インチョン文化観光部長官は「私の 問題ではない。チョン・ウンスク前国立オペラ団長が根拠なく人件費を策定し、 合唱団を作ったのだから、抗議するならチョン・ウンスク前団長の家に行って しろ。オペラ合唱団の存在は例がなく、世界にも一箇所もない」と話した。

チョ・ナムン国立オペラ合唱団支部長が面談を要請すると、オム・ソングン文 観部芸術国文化芸術課行政事務官は「後で連絡をさし上げる」とだけ伝えた。

▲国立オペラ合唱団と共に歌を歌うイタリア ベルディ劇場所属の声楽家たち

キム・ギョンファ公共労組組織部長は「文観部に面談を要請する文書を何度も 送った。一言の回答もなく集会の途中に突然きて、マイクをくれと言うような ことがあるか。一度スローガン叫んだからと、その間を待たず突然帰るとはど ういう行動なのか。今からでも面談したい。恥じることがなければ今からでも 出てきて私たちと対話しよう」と話したが、文観部は静かだった。

集会はこれまでのように進められた。キム・ヒョン公共労組世宗文化会館支部 長は「たった今、ユ・インチョン長官を見て驚いた。世宗文化会館はあれほど 長く戦っても一度も顔を見られなかった。良い兆しだ。最後まで闘えば勝てる。 一喜一憂してはいけない。時間が経てば空席もできるだろう。それでも自らを 捨ててはいけない。それでなければやり抜けない。最後まで共に行き、勝利し よう」と話した。

国立オペラ合唱団は連帯に来た参加者に歌で応えた。オペラ ナブコの『ヘブラ イ奴隷の合唱』を歌っていると、見かけない外国人観光客が何人か後で一緒に 歌を歌った。彼らは世宗文化会館で開かれるオペラ『蝶々夫人』のために訪韓 した「(イタリア、トリエステの)ベルディ劇場に所属する声楽家とスタッフ」 だと自己紹介した。

▲通りすぎる外国人観光客も国立オペラ合唱団の公演は行き過ぎることができなかった

▲国立オペラ合唱団、11日午後文観部の前抗議集会

これらのベルディ劇場のスタッフは、ユ・インチョン文化観光部長官の「オペ ラ合唱団は世界でも例がない。存在しない」という発言に「イタリアだけでも 13のオペラコーラス(オペラ合唱団)がある。ひどい話だ」と話した。「彼ら(国 立オペラ合唱団)は非常に良い声を持っている」という称賛も欠かさなかった。

国立オペラ合唱団が全員解雇され、ここで集会をしていると話すと「とんでも ない」と言って驚きを禁じえなかった。彼らは国立オペラ合唱団の歌が終るま で動かなかった。国立オペラ合唱団の公演が終わり、コメントを要請すると、 英語がうまくないベルディ劇場の声楽家は「Good、All Good」と伝えた。

ウ・ピルミョン国立オペラ合唱団員は「イタリア ベルディ劇場の声楽家の前で 公演した。彼らが歌を歌ってくれたことはうれしいが、一方では恥ずかしい。 ユ・インチョン文化観光部長官は恥を知らない。この状況が自分の顔に泥を塗 ることだと知らなければならない。文観部を目を覚ませ。私たちが見ている」 と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-03-17 15:33:05 / Last modified on 2009-03-17 15:33:06 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について