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労組幹部疑問死、金属労組が18日に地域全面ストライキ

慶州支部支会長、初の交渉後に疑問死..労組脱退30人余り

チョン・ムンギョ記者/ 2009年02月13日11時53分

失踪した労組幹部が12日ぶりに疑問の変死体になって発見された金属労組慶州 支部のインジコントロールス支会が労組弾圧に対抗して、地域の20余りの製造 業者と共同でストライキに入る。

金属労組慶州支部は、自動車エンジン部品のセンサーなどを生産し現代自動車 などに納品する中堅企業のインジコントロールス(株)の労組弾圧に対抗して、 2月18日から地域全面ストライキのカードを切る。慶州支部は18日から慶州地域 20の金属事業場が同時にストライキに突入することを予告した。

インジコントロールスの約120人の労働者たちは、昨年10月に労組を作り、民主 労総金属労組に加入した。金属労組は「以後、会社は生産物量を労組がないイ ファ、沃天、蔚山の2次協力業者に回し、労組員を懐柔して約30人の労組脱退者 を産んだ」と説明した。インジコントロールス支会は、2月5日からストライキ に入った。会社は去る10日に職場閉鎖を断行し、交渉拒否を宣言した。

労組は昨年11月2日の初の挨拶を行い、労使団体交渉に入ったが、当時初代支会 長だった金某氏が11月14日から失踪、12日後の11月26日に変死体で発見され、 会社の労組弾圧との関連をめぐり論議になった。労組は「金支会長事件は自殺 で処理されたが、具体的な自殺の理由はまだ明らかになっていない」と話した。

労使は昨年12月4日に支会長死亡で中断した団体交渉を再開した。労組は「労組 を認めないと言う会社の誤った労使観」が紛争の主な原因だと説明した。会社 は、交渉中に労組側の交渉委員2人を解雇し2人を停職にするなどの懲戒を断行 した。労組は労組弾圧中断と組合員がいる慶州工場の生産物量保障を要求して いる。

インジコントロールスは、京畿道始興に本社をおき、国内にはシファ、慶州、 沃天の工場と、外国には中国の上海、ジンチョン、チェンナイ工場の6つの工場 を持ち、インジディスプレーなど5つの子会社を持つ。この会社は2007年2100億 ウォンを売り上げ、営業利益だけで100億ウォンを記録した。昨年この会社は元 請会社の現代車の操業短縮などで営業利益が大幅に減った。昨年の営業利益は 71億6200万ウォンを記録、前年比で32.9%減少した。当期の純利益も46億1100万 ウォンで、前年比49%減った。しかし売上額は2215億2100万ウォンで前年から 9.4%増えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-02-15 02:16:50 / Last modified on 2009-02-15 02:16:51 Copyright: Default

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