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人権委、尾浦の煙突座り込み現地調査を行う

現代重工業「私たちの問題ではない」、警察「座り込み長期化をほう助できない」

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2009年01月07日10時37分

国家人員委員会は昨年12月24日から14日間、100メートルの煙突で高空籠城を続 けている民主労総蔚山のイ・ヨンド前首席副本部長と現代尾浦造船現場組織で ある「現場の声」のキム・スンジン議長に対する緊急救済申請陳情により、1月 6日午後、蔚山を訪問して現地調査を行った。

人権委のオ・ヤンファン調査官は、煙突所有者の現代重工業と蔚山東区管轄署 である東部警察署を訪問して、民主労総蔚山地域本部関係者とも面談した。

▲6日、国家人員委員会が緊急救済申請陳情により蔚山にきて現地調査をした。左側2番目人権委オ・ヤンファン調査官と右端の民主労総蔚山チョン・ピロン局長が調査関連の話をしている。

食物供給を妨害しているという陳情に対して現代重工業は「私たちとは関連が ない問題で施設を占拠されているので損害も大きく、水以上の食物は絶対に認 められない」という立場を繰り返し明らかにし、東部警察署は「座り込み長期 化をほう助できず、二人が頑張れる限界内で生命維持のための最善の人権保護 措置をしている」と説明した。

一方、民主労総蔚山のチョン・ピロン未組織非正規局長は「今日で座り込み14 日目だ。日ごとに体力が落ちていて、イ・ヨンド首席は電話も苦しいほどだ。 体力が弱まった状態で、この寒さで低体温症が発生すれば手を打つ暇もなく生 命が危なくなるかも知れない。時間がない。3日前、これまで現代重工業と警察 の妨害と傍観で物品を供給できず、パラグライダーで若干の食べ物を渡したが、 すでに品切れになったという。警察は約束は3日に1回、水とチョコレートを上 げると約束したが、今日は水しか上げられなかった」として緊急救済が必要で あることを強調した。

人権委の現地調査は二人の座り込み者に対し、人権尊重と生命保護のために寒 さと飢餓に耐える最低限の食料が供給されているかを明らかにし、生命に威嚇 を感じる緊急救済が必要だと判断されれば東部警察署長は煙突座り込み者に食 物を提供するよう「勧告」できると説明した。(イム・テミ記者)

パラグライダーで座り込み物品伝達

イ・ヨンド、キム・スンジンの2人が100メートルの煙突座り込みを始めてから 11日になる土曜日(1月3日)だった。

これまで現代重工業警備隊と警察の妨害で二人の座り込み者に冬の寒さと空腹 に打ち勝つ最低限の物品を供給できなかった対策委は、うわさをたよりに捜し た末、土地から上げる方法ではなく空から落とす方法を選択した。

現代尾浦造船使用者側の現場弾圧やめろと叫んで身を投げたイ・ホンウ組合員 が納得できるような、尾浦闘争を終わらせることができる交渉結果が出てきた 時、イ・ヨンド、キム・スンジンの二人が生きて降りられるよう願う切迫した 心が捜し出したパラグライディングでの物品供給だ。

やっと寝袋といくつかのチョコレートだけを渡すことができたが、相変らず骨 に染みる寒さに耐え抜かなければならないが、イ・ヨンド、キム・スンジンの 二人は尾浦闘争が解決しない以上、煙突から降りないと話している。 (イム・テミ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2009-01-15 04:26:11 / Last modified on 2009-01-15 04:26:12 Copyright: Default

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