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警察もはね除ける現代重工業警備

生命綱を切った警備、もう籠城者との通信も途絶

蔚山労働ニュース http://www.nodongnews.or.kr/ / 2008年12月30日15時21分

イ・ヨンド、キム・スンジンの二人が100メートルの煙突で文字通り寒く腹が 減る高空籠城を始めて6日目になる。

12月29日午後5時30分、集中集会は現代尾浦造船正門前ではなく煙突が見える イジョンマンの入口で始まった。

去る26日、座り込み3日目に、現代重工業の警備の妨害にもかかわらず、かろう じて上げた若干の食べ物はすでに切れ、29日に高空籠城者の生命維持のために また食べ物を上げようとする対策委の試みがあった。

今度は現代重工業の警備、一度はだまされても二回はだまされないというよう に、集会が始まると煙突にロープを送る場所に先手を打って陣を敷いた。

ロープは風の方向により手で捕えられるよう上げ下げを繰り返し、対策委の手 で捕えられたものの、駆け付けた警備、その警備の群れを防ごうとする集会隊 伍と警察が混ざり、あっという間に修羅場になった。

この渦中で酒の臭いを漂わせ、必死に煙突で食べ物が上がるのを防ごうとする 警備は集会参加者と警察まで一方的に殴打する威力を誇示し、結局最初の試み は失敗した。

集会隊伍のあちこちから「今日は何があっても食べ物を上げなければならない。 6日間、風防け一つなく寒さに震えて絶食している。この状態では低体温症に なれば本当に危い」と心配した。

また一方では「人命をかけてなぜ現代重の警備はあんな綱引きができるのか、 その上、私たちの敵だった公権力まで座り込み者の人権保護次元で食糧供給を 保障しようと言うのに警察まで殴り付けて... 言葉で聞いた現代資本の無知蒙 昧なあくらつさを目の前で見るようだ」とし「イ・ホンウ同志がなぜ投身をし たのか、イ・ヨンド、キム・スンジン二人の同志が命を担保にしなければ、こ の闘争に現代資本が振り向きもしないことに怒りを感じるが、それがわれわれ の団結連帯の力が足りないという反証だという事実が嘆かわしい。それでもこ こに集まった人だけでも、最後まで連帯するということが希望でもある」とし、 屈することなく闘い続けるという意思を確かめ合った。

再度、命綱をつなげようとしたが、今度はなんとか集会隊伍と警察がロープを 防り、食べ物と携帯電話バッテリーが入ったカバンを縛ったが、ロープが上が るとき煙突の中間に潜伏していた警備に切られてしまった。

あわてて対策委は煙突籠城者と携帯電話で連結を試みたが、二人のバッテリー が切れ、つながらなかった。

この日の集会を始るとき、TRS(無線通信システム)をつないで民主労総蔚山イ・ ヨンド首席副本部長と現代尾浦造船「現場の声」のキム・スンジン議長の声が 集会司会者のマイクから流れてきた。

二人は集会参加者に、年末なのに家族と共に送る時間をさいて座込み場にきて くれたことをむしろ有り難く思い、もっと頑張ってこの闘争がまた発端になり、 蔓延する資本の現場弾圧に対して労働運動がその役割を果たせるようになるこ とを望むという言葉を伝えた。

だが集会が終わった時はこのTRSも、煙突ではなく地面の対策委の手にあった。

「もう煙突の上で寒さと空腹で二人が死んでいるのか生きているのか、通信も できな」ということだ。

▲警察腕を捉える[出処:蔚山労働ニュース]

▲集会参加者の首を攻撃[出処:蔚山労働ニュース]

▲煙突に上げるロープを奪う。[出処:蔚山労働ニュース]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2009-01-15 03:59:46 / Last modified on 2009-01-15 03:59:47 Copyright: Default

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