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韓国:鉄道労働者、暫定合意案否決 | ||||||
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虚しい鉄道労働者たち、暫定合意案は否決鉄道労組執行部の去就と今後の計画を今日議論
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2008年11月20日12時43分
鉄道労使が11月20日未明に暫定合意案を発表したことで、この日午前9時に予定 されていたストライキは撤回されたが、鉄道現場組合員の雰囲気は冷たい。 鉄道労組のファン・ジョンウ委員長が午前1時40分頃、水色車両基地で暫定合意 文を朗読すると、ストライキを待って夜中待機していた組合員たちは激しい不 満を示し、結局この合意案は受け入れられなかった。
拡大争対委で暫定合意案否決 まもなく各支部長で構成された拡大争議対策委員会の会議が開かれ、暫定合意 案の受け入れについて議論したが、165人のうち64人だけが賛成、否決された。 反対は76人、棄権が15人だった。これまで鉄道労組がストライキ直前、不十分 な暫定合意案を導き出すたびに組合員の怨念の声にもかかわらず、概して争対 委が通過させてきたこれまでの例を見ると、異例なことだ。 現場では今回の暫定合意案が組合員の要求を反映するどころか実際に「何も取 れていない」という反応が多い。賃金の部分でも、企画財政部の公企業賃上げ ガイドライン3%を受け入れ、鉄道労働者の長い間の願いだった解雇者復職問題 も今年中の解決ができなくなった。 これはカン・ギョンホ前コレイル社長が拘束され、労組との合意に負担を感じ た鉄道公社側が交渉に消極的な態度をとり続けたこともあるが、一部では必須 人員を維持する方式で列車運行に支障をきたさないようにという「合法ストラ イキ」がストライキの効力面で大きな影響を発揮できないという点、それにも かかわらず、政府が「経済危機」を口にして「不法」と予断し、労組を圧迫し たことも今回の合意の背景になったと分析している。 鉄道労組の今日まで、大きな闘争に率先して寄与してきた解雇組合員がすでに 6年間以上解雇状態に置かれているが、彼らの復職の可否は毎年労使交渉の争点 になってきた。今回、ファン・ジョンウ委員長は「解雇者の復職なしでは臨時 団体協議の妥結はない」と何度も強調してきたが、2009年上半期という議論の 期間しか決めず、また復職は後に延ばされた。暫定合意案の知らせを聞いた解 雇者たちは言葉なく前夜祭会場を立った。
水色車両基地で暫定合意案の内容を聴いた組合員が激しい反応を見せたのはも ちろん、ストライキ前夜祭に参加した愛国キャンドル全国連合などのネチズン も虚脱感を隠せなかった。インターネットで生中継されたストライキ前夜祭の 現場を視聴していた市民とネチズンも「あきれた」という反応を見せた。 「鉄道民営化反対」ストライキ支持ネチズンも「失望」 ネチズン「40代」は、「なぜ鉄道労組ストライキをするといったのか」と問い、 「ストライキをするとか、撤回するとか、ただそう知らせるのではなく、国民 に果たしてストライキは正当なのか、ストライキ撤回は正当なのか、労組で何 が行われているのか、全国民の知る権利のために知らせてほしい」と苦情を書 いた。 李明博政権の公企業先進化方案を憂慮して鉄道労組のストライキを支持してき た一部のネチズンは、ダウム・アゴラ自由ディベートルームなどで「鉄道労組 が白旗投降した」、「公企業民営化を受け入れる」といった文を書き込み、失 望感を表わしている。 ある鉄道労働者も労組ホームページ自由掲示板に「アゴラにまで暴いた希代の 茶番だった」と暫定合意案を酷評し「今組合員だけでなく国民まで労組を不信 に思うようになった。その上、鉄道民営化反対という理由に国民も支持したが (...)その前に鉄道がストライキをしたければ国民に殴り殺される」という悲観 的な内容の文を載せた。 今日明け方5時頃、ストライキ闘争留保指針を発表した鉄道労組は、今回の暫定 合意案の否決で今後の対策を議論するために、今日午後3時緊急中央争議対策委 員会の会議を開くことにした。この日の会議では、暫定合意案否決による執行 部の去就問題、公社との再協議、ストライキ強行の可否などを議論する予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:18:19 / Last modified on 2008-12-14 15:18:20 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |