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鉄道ストライキ切迫、「終盤の交渉、妥結に努力する」

政府関連機関対策会議「不法ストライキ厳正対処」原則

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年11月19日14時25分

全国運輸労働組合鉄道本部が予告した全面ストライキが一日後に迫っているが、 鉄道労使が交渉で意見を狭められず、全面ストライキの成功に触覚が立てられ ている。

鉄道本部は昨日(11月18日)午後4時からコレイル(韓国鉄道公社)と6次本交渉を 行ったが決裂した。鉄道本部は「公社側が『労組無力化と労働条件改悪を含む 106の団体協約改悪案と、解雇者復職などこれまでに議論された内容も白紙に戻 すこと』に固執し、一歩も出なかった」と交渉決裂の理由を明らかにした。

また今日午前10時に民主労総で開いた記者会見で「鉄道公社が解雇者復職合意 を守るどころかこれを理由に鉄道労働者の正当な闘争を歪めている」とし「鉄 道公社と政府は臨時団体協議案件の一部分である解雇者復職の要求に難癖を付 け、鉄道労組のストライキを不法という陰謀を中断しなければならない」と要 求した。

鉄道本部は11月14日から列車の整備と点検の時間を延ばし、運行時間を遵守す る安全運行順法闘争を行っている。鉄道本部は今日午後4時から開かれる7次本 交渉でも、構造調整と解雇者復職問題などで公社との意見の差を狭められなけ れば、今夜9時から全国8つの本部別に全面ストライキ前夜祭に入る方針だ。

鉄道本部は「今日の終盤の交渉が決裂すれば、鉄道労働者にできることはスト ライキしか残っていない」とし「鉄道労働者のストライキがその目的と手続き 上、いくら正当でも苦しい庶民の生活に一時的ではあるが苦痛を加えることに なるので、最後の瞬間まで合意妥結の努力を放棄しない」と明らかにした。

大統領、検察、警察「厳正対処」で口をそろえる

一方、鉄道本部のストライキの報せに接した李明博大統領は、ブラジル訪問中 にも「鉄道労組の不法ストライキを厳格な法で治める」という「警告」をした。

李明博大統領は前日も画像通信で主宰した国務会議で「全世界が金融危機克服 に一致協力しているのに、民間企業でもない公企業が解雇者復職問題でストラ イキをするのは納得できない」と叱責した。

警察庁も今日、オ・チョンス警察庁長官主宰で開催した「全国警察指揮部テレ ビ会議」で、明日予告されている鉄道、地下鉄のストライキ対応方案を議論し た。オ・チョンス庁長は「鉄道と地下鉄のストライキは国家経済に及ぼす影響 が非常に大きい」とし「主な不法行為者には法と原則により厳正に対処する」 と話した。

また大検察庁公安部は今日、最高検察庁公安2課長の主宰でソウル市、国土海洋 部、労働部、警察庁実務者らが参加する対策会議を開き、ソウル地下鉄労組と 鉄道本部ストライキの対応方案とストライキ時の被害最小化対策、司法処理の 原則などを議論し「不法ストライキ行為は法で厳しく処罰する」と再度強調し た。

コレイルも終始強硬な方針を固守している。コレイルのシム・ヒョクユン副社 長は昨日(11月18日)開かれた記者会見で「(鉄道本部の解雇者復職要求は)勤労 条件改善と無関係の不当な要求」と一蹴し「困難な経済条件に庶民の足を担保 にしてストライキに突入しようとしている」と非難した。

一方、コレイルはストライキ期間出退勤時間帯にKTXを含むすべての列車(首都 圏電動列車を含む)が正常に運行されるが、出退勤時間帯を除く午前9時から午 後6時の間にはやむをえずKTXと一般列車が平常時の61%の割合で運行されると明 らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:13:26 / Last modified on 2008-12-14 15:13:27 Copyright: Default

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