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韓国:「金持に味方する政府に正当性はない」 | ||||||
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「金持の味方の政府には存立の正当性がない」政府公権力投入でイーランド事態さらに悪化するか
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年07月20日13時59分
労使の自主的な交渉を防いだ公権力投入 ついに事態は破局に駆け上がった。 イーランド一般労組のホームエバー上岩店占拠座り込み21日目、ニューコア労 組のニューコア江南店占拠座り込み13日目。 昨日(19日)、交渉が中断された翌日の今日、政府は座込み場に警察を投入して 座り込みを強制解散させた。連行者は計168人に達し、ソウル地域の11警察署 に分散して調査を行っている。
今日の公権力投入について、ソウル警察庁は「労使紛糾が自主的な交渉で妥結 することを期待して公権力の投入を自制してきたが、交渉の決裂で対話による 合意を期待することが難しく、不法行為により法秩序が深刻に破壊される」と 立場を明らかにした。 警察は「労使の自主的交渉」を期待したと言うが、政府は労使交渉の当時から 「交渉が決裂すれば公権力を投入する」という立場を絶えず公表し、むしろ労 使の自主的交渉を妨害する役割をしてきた。労組は「政府が労使の交渉に冷水 を浴びせている」と強く反発していた。 イーランドグループは、今日の事態について「新しい指導部になればまた対話 することができる」と言う。だが政府の無理な座り込み鎮圧により、交渉は簡 単には再開されることは難しいものと見られる。中断した交渉でも争点が尖鋭 だったが、さらに政府が公権力まで投入し、指導部を全員連行した状況では、 労組が新しい交渉委員を選ぶにも時間がかかる。また、感情的な対立がさらに 深刻化して、まともな労使の対話は不可能な状況だ。 結局政府の公権力投入は、イーランド事態の長期化を招く展望だ。
非正規職労働者の反発はさらに拡大へ 政府の無理な公権力投入は、今後のイーランド労使の交渉に悪影響をおよぼす ばかりでなく、イーランドグループに対する労働界の闘争はさらに拡張する 展望だ。 警察の強制鎮圧の直後、民主労総は緊急声明を出して「政府は非正規法のわず かな保護さえ無力化させ、悪用しているイーランド資本を保護し、非正規法の 悪用を合理化させている」とし「このように公権力の投入と拘束を続ければ、 盧武鉉政権は最も悪質な非正規弾圧をした政権として歴史に名を残すだろう」 と警告した。
民主労総は、本来明日(21日)行うはずだった全国60のイーランド店舗打撃闘争 計画を緊急に修正し、今日から全国約40店舗を打撃する闘争を行う計画だ。午 後1時30分現在、ニューコア坪村店とホームエバー始興店で集中糾弾集会が開 かれており、天安、昌原、大邱、蔚山のイーランド店舗4つを占拠した状況だ。
イーランド闘争、支持の世論がさらに拡散 警察の強制鎮圧に対する糾弾の声も続いており、イーランド労働者を支持する 声はさらに広がっている。
教授-学術研究者は強制鎮圧の直後に緊急記者会見を開き、「韓国政府はもは や共和国としての機能さえ遂行できなくなった」とし「今回の事態の究極的な 責任当事者は政府だ」と指摘し、「国家権力が持てる者の側で、彼らの利益だ けを代弁する時、もはやその政府は存立の正当性を持たない」と政府を強く糾 弾した。 学術団体協議会のチョ・ヒヨン代表は、今日の強制鎮圧を「苛酷な弾圧」と規 定し、「非正規法は非正規職を保護する法律ではないということを今日の事態が 現実的に見せた」とし、非正規法の即刻廃棄と非正規職保護のために 新しく法を制定することを要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-07-22 02:57:34 / Last modified on 2007-07-22 02:57:34 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |