本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:12月7日、金属労組蔚山支部4時間スト
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1196657515429St...
Status: published
View


12月7日、金属労組蔚山支部4時間ストライキ

定期代議員大会で全員一致で決意

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年11月27日13時34分

▲シンミョン教育修練院で開かれた金属労組蔚山支部5期1次定期代議員大会

金属労組蔚山支部が12月7日に4時間ストライキの突入を決めた。

金属労組蔚山支部は11月26日、支部代議員142人のうち114人が参加した5期1次 定期代議員大会で、サムスンSDIハイビット原職復帰闘争に勝利するために全員 一致で決定した。

蔚山支部は、11月21日の運営委修練会で激しい論議の末、12月5日の4時間スト ライキを宣言していた。しかし民主労総が12月7日、サムスン本社前で「三星グ ループ不法秘密資金糾弾および李健煕拘束、労働弾圧中断、民主労組建設のた めの民主労総2次決意大会」を行うことに決め、支部は23日に緊急運営委を開い て支部ストライキの日程を7日に変更した。

また、支部は7日にサムスンSDI蔚山工場前の全面ストライキ闘争時に、嶺南圏 労働者決意大会として開くことを金属労組に提案した。そのため29日に開かれ る金属労組中央執行委会議では、12月7日の金属労組全体拡大幹部全面ストは、 ソウルと蔚山の2か所に分けて決意大会を行う案件が扱われる。

5期執行部が任期を始めて2か月ほどの支会で、各事業場別の条件を見れば決し て容易ではないストライキの決定だった。

代議員の一部は果たして威力あるストライキ闘争ができるのかという憂慮を示 した。しかし「ハイビット組合員がこれまで闘争することができたのは、金属 労組があったため」とし「涙は拭ってやることができなくても、無視してはい けない」という点に意見を共にした。続いて代議員は「全面ストライキを決意 して組織化にまい進しよう」と話し、全員一致でストライキを決意した。

またサムスンの不法秘密資金関連特別検事制導入が決定され、三星グループの 不正腐敗鎖が天下に暴露され続けており、三星グループ全般の整理解雇構造調 整が進められていることなどの状況で勢いをつけ、闘争することにした。

蔚山支部は、全面ストライキ闘争などと関連し、28日の午前11時に蔚山市プレ スセンターで記者会見を開催する。また支部はすべての部処の事業を中断して、 ストライキ成功のために支会を巡回して組織化にまい進する計画だ。

サムスンSDIハイビット原職復帰闘争は春に始まり、250日になっている。蔚山 市庁前では、ビニール一枚で台風を防いで野宿座り込みをし、11月12日にはサ ムスンSDI工場前に移動してテント座り込みを始めてからも半月を越えた。テン ト設置時には無対応だったサムスンSDI会社側は、『業務妨害禁止仮処分』に違 反したとしてハイビット組合員を告訴し、ハイビット組合員16人に出席要求書 が発行された。

35人で始められた戦いは、今では18人が残って冬の激しい風に凍えた身を寄せ あって暖まりながら、蔚山とソウルを行き来して絶対に現場に戻ると戦ってい る。11月16日のサムスン本社前民主労総1次決意大会に参加したハイビット組合 員5人は、今も本社前で1人デモと大統領府前キャンドル文化祭を続けている。

一方、民主労総蔚山本部は11月15日サムスンSDI会社側に大量解雇強行を糾弾す る内容の抗議書簡を伝えたことに続き、21日にはサムスンSDI(株)キム・スンテ ク代表理事を投資了解覚書締結で不当利得を取って雇用創出で詐欺を働いた疑 いで検察に告発した。(チェ・ユンジョン現場記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-03 13:51:55 / Last modified on 2007-12-03 13:51:56 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について