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鉄道労組、ストライキ留保を決定

鉄道公社、「事実上ストライキ撤回」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年11月16日3時27分

ストライキ1時間前の11月16日03時、鉄道労組がストライキ留保を決めた。

これに対して鉄道公社側は「事実上ストライキを撤回した」と歓迎する雰囲気だ。

ストライキ留保の決定は、午前2時頃に鉄道労組交渉委員が交渉の場から出て 50分ほどで決定されたもので、緊急拡大争議対策委員会会議で最終決定したと いう。鉄道労使は11月15日夜11時から代表3人が参加する水面下の交渉を続けて いたが、鉄道公社はこれまでに出した進展した回答案も撤回し、中断されていた。

李哲鉄道公社社長、「国民の勝利」

ストライキ留保が伝えられ、李哲鉄道公社社長は記者ブリーフィング室に直接 来て「これまで(鉄道労使の対立が)ストライキにならないようにしてくれた国 民の勝利」と喜びを隠せなかった。李哲社長は「これからこうした不幸なこと がまた繰り返されないようにすることが重要」とし「今回のことを反面教師と して、健康な労使文化を定着させなければならない」と話した。

李哲社長は労組側の要求に対して「当初無理な要求だったために組合員も受け 入れなかった」と話し、以後の追加交渉の可能性に対しては「健康な協議は可 能だが、無理な要求は受け入れない」と一蹴した。

進展した回答案があったことに対しては「私は交渉の場に行ってその話を聞い た。ただ、以前は原則的な立場に立脚して、話をした程度で、意見の接近はな かった」と話した。

KTX-セマウル号乗務員問題に対して李哲社長は「われわれは鉄道公社という法 人を受験もせず、当然解雇もされていない人々が、鉄道公社正規職にくるとい う点には協議の対象ではないという点をはっきりさせている」とし「子会社で 働いていたので境遇が難しい方々に対する雇用の問題なら、それを助けるため に協議をすることはできるという立場だ」と明らかにした。

続いて解雇者復職は「鉄道労使関係の劇的な反転がなければ不可能」とし、 「徹底して原則を守って行く」と話した。

李哲社長は「特に言論に感謝する」とし、記者といちいち握手を交わした後で ブリーフィング室を離れた。

一方、鉄道労組と貨物連帯は最終の立場を整理して、組合員と状況を共有して いる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-17 12:37:47 / Last modified on 2007-11-17 12:37:48 Copyright: Default

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