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浦項建設労組ハジュングン組合員、ついに死亡

16日に警察の盾で頭を殴られ、 17日間脳死状態

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年08月01日10時20分

故ハジュングン組合員の最後の姿/浦項建設労組

故ハジュングン組合員、警察の盾で頭を殴られ17日間死闘

警察の盾で頭を殴られ、生死の境をさまよっていた浦項建設労組のハジュングン 組合員が8月1日午前2時55分、ついに亡くなってしまった。現在は浦項東国大 病院霊安室に安置されている。

故ハジュングン組合員は、浦項建設労組が浦項製鉄本社ビルで座り込みを始め て4日目の7月16日、建設産業連盟が主催するストライキ支援集会で警察の盾で 頭を殴られて重傷を負い脳死状態に陥り、17日後に世を去ってしまった。故ハ ジュングン組合員は、脳死状態の間、薬品投与と酸素呼吸器で生命を維持して いた。7月16日、警察は平和に集会を行い解散しようとしていた集会隊伍に むちゃくちゃな暴力を振るっていた。

故ハジュングン組合員/浦項建設労組

共同対策委の烈士対策委への転換を議論中

故ハジュングン組合員が亡くなったことで、浦項建設労組は使用側の了解を求 めて暫定的に交渉を中断する予定で、しばらく前に労働社会市民団体で構成さ れた共同対策委から烈士対策委を構成する議論をしている。以後、葬儀の手続 きを含む計画はここで議論され、確定する予定だ。

浦項建設労組は1日にソウルで予定されていたスケジュールをそのまま進める 計画だ。浦項からは家族対策委と浦項建設労組組合員約100人がソウルに上京 している。浦項建設労組は1日の午後3時、検察庁前で記者会見と集会を開く予 定で、8時には東和免税店前で故ハジュングン組合員を賛え、警察の暴力を糾 弾するキャンドル集会を開く計画だ。民主労総では来る4日に浦項での集会を 予定している。

警察暴力によるまた一人の死

一方、故ハジュングン組合員の死亡をめぐり警察と労組との間で意見が交錯し ている。今後、警察の暴力をめぐる熱い議論が続くものと見られる。警察で解 剖検査をするという意見があることがわかり、浦項建設労組側では死因を明ら かにするための解剖検査が必要なら、相互の合意で行われるべきだと言ってい る。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-08-02 04:11:34 / Last modified on 2006-08-02 04:11:35 Copyright: Default

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