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民主労総のイテヨン副委員長が仁川空港から連行

民主労総、 「破廉恥犯に仕立てて致命傷を負わせようとする検察の陰謀」

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月15日15時44分

8月20日、移住労働者政策を調べるためにドイツに出国した民主労総のイテヨ ン副委員長が、9月14日午後6時、仁川空港に帰国したところ連行された。イテ ヨン副委員長は、建設労組活動を恐喝脅迫と規定する検察により手配されていた。

仁川空港に帰国するとすぐ連行されたイテヨン民主労総副委員長/民主労総

民主労総はこの事態に関して15日に記者会見を開き、「公安検察は建設労組の 弾圧を即刻中断しろ」と要求した。水原地検によるイテヨン副委員長の連行は、 建設労組の組合員が建設労組弾圧中断を要求してオリンピック大橋で高空籠城 を始めてから半月になる時点で起きた。これについて民主労総は「全組合員に 対する公安検察の反労働的な挑発」と規定している。

盧武鉉政府により拘束された労働者は、今年に入ってから民主労総の幹部をは じめ約130人、手配犯人は21人に達する。特に、正当な建設労組活動に対して は今年117人、2年間で168人が拘束された。

民主労総は「建設労組の活動は、韓国社会の構造的かつ代表的な建設不正問題 を清算し、透明な建設現場を作るための社会公益的な役割を果たし、最善の努 力をしてきた。労組活動は正当」だったとし、「公安検察が建設労組を弾圧す るにあたって恐喝罪を適用して破廉恥犯に仕立てあげ、民主労総に道徳的な致 命傷を与え、2006年下半期の労働情勢を突破しようという陰謀が隠されれてい る」と非難した。

また、記者会見を通して△水原地方検察庁が行っている京畿道建設労組への公 安弾圧を即刻やめろ、△拘束者を釈放して手配措置を即刻解除せよ、△盧武鉉 政権は建設労組弾圧をやめて国際労働機構の勧告を即刻履行せよと要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-19 00:35:40 / Last modified on 2006-09-19 00:35:41 Copyright: Default

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