韓国:警察による殺人が明らかに | |||||||
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「ハジュングン組合員回復不可能、警察の盾による」脳死状態のハジュングン組合員 事故原因真相調査報告書を公開 チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年07月28日15時40分 7月16日、警察の鎮圧過程で頭部を負傷し、脳死状態に陥ったハジュングン浦 項地域建設労組組合員に関する事件の経緯を調べてきた真相調査団が28日の午 前10時30分、民主労総で記者会見を行い、1次真相調査結果を発表した。 パクソグン民衆連帯執行委員長は真相調査を始めた背景を「去年二人の農民が 亡くなり、警察が再発防止の約束をしたにもかかわらず、今回は労働者を殴り 死亡に至らせている」とし、「さらに深刻なのは、このようなとんでもない事 件をマスコミがきちんと報道しないこと」と明らかにした。 警察、頭と顔部を集中的に攻撃 この日発表された真相調査団の調査結果によれば、ハジュングン組合員が重傷を 負った事件当日の7月16日は、特別な準備のない平和的な集会であり、警察が何の 警告放送もなく急に集会隊伍を侵奪したことが明らかになった。 当時、警察の無差別攻撃はこの日発生した負傷者16人のうちただ一人を除く 15人が頭、口の周辺、目の周囲などの顔と頭部に傷を負ったことから見て、 その深刻性が理解できる。隊伍の前に立っていたハジュングン組合員も、突然 の警察の侵奪を避けられず、盾の隅で後頭部に一撃を食らい致命傷を受けたも のと見られる。 頭から鮮血を出して倒れていたハジュングン組合員が発見され、浦項東国大病 院に送られ、2回にわたる頭蓋骨手術を受けたが好転せず、現在は人工呼吸器 に依存しており、事実上の脳死状態だ。この日公開された浦項東国大病院主治 医の金ジンウク神経外科教授が作成した所見によれば、ハジュングン組合員は 「頭皮裂傷、右側後頭部、一直線に約5センチ」の外傷で「出血性脳挫傷、右 側前頭葉、脳の腫れ」等が指摘されている。 このような情況を総合すると、「ハジュングン組合員は集会現場で警察の盾で 頭右側後部に一撃を受け、これによる衝撃で脳右側前部に『大側損傷』を負い、 事実上の脳死状態に至った」と真相調査団は判断した。 現場目撃者、「警察がこんなに恐ろしいとは思わなかった」 事故当日現場にいたイヨンチョル浦項地域建設労組前首席副委員長が当時の状況を証言している。 当日、事故現場にいたイヨンチョル浦項地域建設労組前首席副委員長もこの席 に参加し、当時の状況を証言した。イヨンチョル前首席副委員長は「建設労働 者として25年間生きてきたが、警察がこれほど恐ろしいとは思わなかった」と いう言葉で証言を始めた。 イヨンチョル前首席副委員長によれば、集会当日ハジュングン組合員と自分は 隊伍の前から四番目ぐらいにいた。司会者が「今日は平和に集会を終える」と 話すとすぐ、ハジュングン組合員が一番前に出て行った。ほとんど同時に警察 が消火器を噴射しながら、鎮圧を始めたという。 組合員は盾で攻撃しながら駆寄る警察を避け、修羅場から逃げ始めた。この渦 中で誰かが「人が倒れた」と叫び、ハジュングン組合員が東国大病院に送られ た。病院に同行したイヨンチョル前首席副委員長は「当時、医師が『この傷は 明らかに盾によるもの』と言った」と証言した。 「ハジュングン組合員はゴムを取り除かれた盾で一撃された」 パクソグン執行委員長は「当時、警察は一度も警告放送をせず、防御用の盾を 攻撃に使ったのは明白な法律違反」とし「ハジュングン組合員は背を向けてお り、逃げる人を後から打ったことは明らかだ」と話した。 真相調査に参加したクォンヨングク弁護士は「憂慮される危険状況を発見した。 警察の盾の隅にあるゴム枠を鎮圧直前に剥いて、アスファルトで研いでいるの を確認した」とし「ハジュングン組合員の傷もゴムがついた鈍器で殴られたの ではなく、鋭利なもので裂けた。ゴムを取り除いた状態でそのまま攻撃すれば、 人が死ぬことは十分に感知できる。殺人罪で処罰できるとても深刻な問題だ」 と指摘した。 真相調査団は「昨年、二人の農民が命を失って以来、再び労働者が脳死状態に 陥ったという深刻な事件にもかかわらず、多くのマスコミはこれを報道せずに いる」とマスコミの関心を要求した。この日の1次調査結果の発表に続き、追 加調査を進めている真相調査団は、今後後続調査の結果を発表する計画だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-07-30 01:42:08 / Last modified on 2006-07-30 01:48:39 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |