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「弁当搬入、誰がウソをついているのか証明しよう」

警察「労組が妨害」 vs 労組「飢えている人がなぜ」

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年07月20日13時01分

飯一握りでもいれたい家族と同僚

浦項製鉄の中にいる約2000人の労働者は、食物搬入はもちろん、断電措置まで 続き空腹と暗黒と戦っている。労働者たちは浦項製鉄建物の中から窓に「腹が へって死にそうだ。浦項製鉄は食物を入れてくれ」という労働者の叫びを書い た文字を貼り付けた。浦項製鉄の中にいる労働者たちは、占拠を準備して建物 の中に入ったのではないため、深刻な空腹に苦しめられている状況だ。

浦項製鉄建物の周辺には建物の中に一握りの飯でもいれようとする家族の足取 りが続いている。やむをえず建物から外に出た労働者たちは、タバコ一本、チョ コパイ一つでもさしいれようとそわそわしている状況だ。

19日、嶺南圏労働者決意大会で家族対策委は「頼むから食物を入れてくれ」と し「私の家族がご飯も食べられずあそこで飢えているのに、私が何を食べられ るか」と泣き叫んだ。

19日、家族は「人々が飢えている」と飯の差し入れに浦項製鉄へ向かったが警察はこれを暴力的に防いだ。

警察「労組側が弁当搬入を妨害」... 労組「誰が嘘をついているのか証明しよう」

こうした状況なのに警察はブリーフィングで「規格化された弁当形式の食事を 搬入しているが、労組がエレベータを封鎖して入れない」と明らかにしたこと で、労働者たちの怒りをかっている。またこれをそのまま書き移したマスコミ は悪扇動を続けている。

浦項建設労組は弁当搬入に関し、誰の話が正しいのか証明してみようと、真実 ゲームを提案した。浦項建設労組は警察に「誰が嘘をついているのか、実際に 弁当搬入が可能なのか証明しよう」と、労組で費用を出すから警察が許可する 所で警察の要求のとおりに弁当を注文して、マスコミの立ち会いの下で直接弁 当を搬入することを提案した。

「浦項製鉄は労働者を孤立させてけりをつけようとしている」

続いて浦項建設労組は「常識的に判断しろ」とし「飢えている人が弁当を受け 入れないだろうか? さもなくば飢えさせようとする人が弁当を入れないのだろ うか?」と問い、真実ゲームまで提案しなければならない切迫した状況を吐露 した。

また浦項製鉄で「直接断水措置は人間的次元で解除できるが、停電と食べ物の 搬入は難しい」と述べたことに対して浦項建設労組は「浦項製鉄は労働者を孤 立させて決着させようという戦略で持っている」と問題解決の意志のない浦項 製鉄を強力に批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-21 02:52:13 / Last modified on 2006-07-21 02:52:14 Copyright: Default

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