韓国:浦項地域建設労組、ポスコ本社で座り込み | |||||||
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浦項地域建設労組、ポスコ本社で座り込み「企業等誠実交渉努力する」 というポスコ、二日で代替人材を投入 チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年07月14日13時38分 7月1日から全面ストライキに突入した浦項地域建設労組は、13日午後2時頃か ら浦項のポスコ本社ビルのロビーを占拠して座り込みをしている。 13日午前8時頃、ポスコ側の代替人材投入に反発し、3500人の浦項地域建設労 組組合員がポスコ本社前に集まった。そのうち約千人が午後2時頃にポスコ本社 ロビーを占拠した。14日現在、ポスコの建物の前では次第に増える警察兵力と、 およそ3千人の組合員が対峙している。麗水、全南東部、蔚山地域の建設労組 組合員もここに集まっている。 組合員がポスコのビルを封鎖して強力な闘争をしているなか、今日午前10時か らは浦項市長の仲裁で浦項建設労組とポスコの間で交渉が始まり、交渉の結果 に関心が集まっている。 プラント建設労働組合協議会 ポスコ、「誠実交渉斡旋する」と言って代替人材投入 浦項地域建設労組の座り込みは、ポスコ側の大規模な代替人材投入で始まった。 11日の建設労働者のストライキの時、上京闘争をした浦項地域建設労組とポス コ間の面談で、ポスコ副社長は「浦項地域の土建業者を含む専門建設業者が労 組と誠実に交渉に臨めるように最善を尽くす」と約束した。 この約束からわずか二日後、ストライキが行なわけれているポスコ建設現場に ストライキ代替人材を乗せたポスコ通勤バスが投入される場面が組合員に目撃 された。これに憤慨した組合員がポスコ本社に駆け付け、抗議する過程で占拠 座り込みに続いた。 浦項地域建設労組はこの事態に関して「労働組合は膠着状態におちいった専門 建設業者との団体交渉を円満に妥結させるために、全面ストライキという難し い決定を下すほかはなかった。一日も早くストライキと団体交渉を終えて現場 に復帰するために、ポスコ側と面談した」とし「しかし昨今の事態からは、労 使間の円満な交渉進行とはかけ離れたストライキ妨害と、ポスコによる労働組 合弾圧の意志しか見えない」と糾弾した。 浦項地域建設労組はポスコ側に「7月11日の労働組合との面談で約束した誠実 交渉の要求を実現する積極的な措置と共に、建設現場の実質的は使用者として の責任を果たすために積極的に努力しろ」と要求した。 プラント建設労働組合協議会 全非連、「ポスコは元請使用者責任を認めろ」 全国非正規職労組連帯会議も今回の事態について13日に声明を出し「元請使用 者ポスコ財閥の不法行為を糾弾する」と明らかにした。 全非連は声明書で「多段階下請けの一番底辺に位置する『最も低い労働者』で ある建設日雇い労働者たちが、搾取の食物連鎖の頂点にいるポスコ、GS 建設、 SK(株)、住宅公社などを相手にすさまじい闘争を展開する理由は、建設日雇い 労働者の実質的な使用者が、これらの元請建設会社であり、専門建設業者であ るからだ」と指摘した。 また「浦項プラント労組のポスコ占拠座り込みがポスコ財閥の破廉恥な犯罪行 為を断罪するための正当な闘争であることを確信し、浦項プラント労組のスト ライキ闘争を勝利に導くため、最善の努力を傾ける」、「全国の間接雇用非正 規労組の共同行動、および共同闘争組織と元請使用者責任の認定のために立ち 上がる」と宣言した。 民主労総、「誠実交渉代案用意」を要求 民主労総も14日に発表した関連声明で「ポスコ側は約束した誠実交渉に対する 積極的な代案を用意せよ」と要求した。 民主労総は今回の事態が「7月1日にストライキに突入した浦項地域建設労組が、 誠実交渉とは無関係なストライキ現場への代替労働投入を傍観黙認したポスコ 側の態度に怒ったことで触発された」と指摘し「先月、大邱慶北建設労組のス トライキに続き、全国で建設労働者の生存権的要求がいつよりも切迫した状態 であり、何度も警告されてきたということから見て、さらにみじめさを禁じ得 ない」と明らかにした。 民主労総は「ポスコ側は13日に強行されたストライキ現場内への代替人材投入 行為を即刻中止し、面談で約束した誠実交渉についての積極的な代案を用意す べきだ」と要求し「ポスコが実質的な元請使用者としての責任を果たし、政府 も徹底的に管理監督しなければ破局は避けられない」と警告した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-07-20 05:18:20 / Last modified on 2006-07-20 05:18:21 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |