［フォトニュース］「今日の全面ストライキは警告」

言論労組全面ストライキ決意大会象徴儀式およびデモ行進

特別取材チーム/ 2006年07月13日18時45分

韓米FTA阻止のための言論労働者のストライキ決意大会は、4時30分から象徴儀式と宣言文朗読で言論労組組合員の雰囲気が高まった。

象徴儀式は、韓米FTA交渉団の交渉テーブルを壊すと同時に、言論労組組合員が韓米FTAを阻止するという闘争の意志を書いた紙飛行機を飛ばすことで終わった。

その後、約2000人の組合員が国会までデモ行進し、国民銀行前でヒョンドクス YTN支部委員長が「国会議員に送る公開書簡」を朗読し、通商手続き法制定などを要求した。

アンドンウン組織争議室長はチャムセサンとのインタビューで「今日のストライキは一度の警告に過ぎない」とし「放送と新聞が止まることもあるということを続けて見せ、必ず韓米FTA阻止する」と今後の闘争の方向を明らかにした。

チュボンヒKBS本部非正規職労組委員長インタビュー

今日のストライキはどうだったか?

韓米FTAは、正規職・非正規職を問わずに雇用不安と生存権剥奪を引き起こす。しかし最初、言論労働者たちは韓米FTAが言論労働者にどんな影響を及ぼすのかを知らなかったのも事実だ。最近、組織的な教育と韓米FTAに反対する世論が広がり、言論労働者に直接の影響が及び、非正規職が広まるという憂慮が広まり始めた。

非正規職労組は今後も韓米FTAだけでなく勤労基準法、労働条項関係調正法まで、正規職労組とともに闘争を展開し、韓米FTAが起爆剤になるものと見られる。

KBS非正規職の規模はどの程度か。他事業場の状況は?

およそ1万人の非正規職言論労働者がいると推測される。KBSの場合、約2600人のうち360人が組合に加入している。MBCやSBSは、一括請負で、組織率が顕著に減ったと理解している。KBSの場合、2000年、2002年、2004年まで、2年ごとに解雇通知を受けた。今年はKBSが子会社を作り、派遣を免じ解雇も免じることになった。その上、状況が良くなったのだ。それでもMBCに400人、SBSに500 人など、地域の民放は相変らず非正規職言論労働者が存在している。

まだ完全な産別体制が整っていないが、これから産別を強化して一組職にすべて集まるように闘っていくだろう。

「死の取り引き韓米FTAを防げ」象徴儀式が行われている。