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「全面ストライキに突入したが、国民の前にお詫び」

言論労組、全面ストライキ突入記者会見

特別取材チーム/ 2006年07月13日11時43分

全国言論労働組合(言論労組)は13日、新羅ホテル前の奨忠教会で記者会見を開 き、全面ストライキ突入を宣言した。

「全面ストライキに突入したが、国民の前にお詫び」

言論労組は3日から6日まで、約16700人の全組合員を対象に全面ストライキ賛 否投票を実施、投票率70%、賛成率74.2%で全面ストライキを可決した。しかし 台風エウィニアによる災害報道のために、全面ストライキを13日に延期した。

これに伴い、全組合員対象のストライキではなく、新聞と放送の送出勤務者と 台風被害および復旧関連報道の言論労働者を除く組合員を対象としてストライ キを実施することにした。ストライキの規模はKBS労組だけで約千人、全部で 1500人から2000人の規模になるものと見られる。

言論労組は11日の緊急中央執行委員会で、13日のストライキを決め、「組合員 に差し上げる要請文」をホームページに掲載、「台風エウィニアで延期したス トライキを7月13日に断行しようと思う」とし「ストライキの延期によるさま ざまな困難はよく理解する。また本来計画していた規模には達しないが、今の 時点でストライキはやめられない」と組合員の参加を訴えた。

言論労組は13日のストライキ突入記者会見で「韓米FTA交渉が一瀉千里で行く 間、極めて一部の番組と言論報道が自分たちの声を出すだけで、ほとんどのマ スコミはその後に隠れて免罪符を受けたり与えようとした。ストライキに突入 するにあたり、国民の前にお詫びする」と暗示し「ストライキは言論労働者の 自尊を守るためであり、極めて正当で、勝利は大変確実だ」とストライキの 決意を明らかにした。

言論労組のシンハンニム委員長は「全面ストライキの威力を発揮させるには、 少なくとも2週間はストライキをしなければならないが、今日(13日)、一日ス トライキをすることにした」とし「しかし盧武鉉政権が今後も固執、傲慢、狂 気を見せて韓米FTA交渉を続けるなら、言論労働者による第2、第3のストライ キが続く」と覚悟を明らかにした。

韓米FTA阻止汎国民運動本部のパクソグン共同執行委員長は「12日の市庁前で の決意大会は、10万近い規模と推測されるが、マスコミは警察が集計した規模 を報道している」とし「いくら台風エウィニアが猛威をふるったとしても、昨 日の決意大会のマスコミ報道は不十分だった」と主張した。

パクソグン共同執行委員長は「国民の意思を反映するために、何よりもマスコ ミが追跡報道をすべきだ」と交渉内容の公開と深層討論の3社中継放送などを 要求した。

一方、言論労組は、△韓米FTAの危険性の暴露、韓米FTA阻止闘争の正当性の共 有、△韓米FTA反対、言論労働者の意志明言、△韓米FTA推進勢力への強力な警 告、△韓米FTA阻止闘争に参加する市民社会労働団体と連帯の力を発揮するこ とを今回の全面ストライキの目標として2時にKBS本館前で決意大会を開く。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-20 05:08:14 / Last modified on 2006-07-20 05:08:14 Copyright: Default

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