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「責任を全うするためのストライキ」

11日公共連盟、総力闘争突入 「全面ストライキ決意大会」を開催

特別取材チーム/ 2006年07月12日0時32分

対政府直接交渉を要求する最初の闘争

公共連盟が総力闘争のイカリを上げた。今回の公共連盟の総力闘争は事業場の 壁を越え、賃金問題まで共同闘争の課題に提示して対政府直接交渉を要求する 最初の闘争というところに意味がある。

11日、公共連盟は光化門交差点でゼネスト決意大会を開き、△社会公共性強化、 △公共機関支配構造民主化、△民間委託、外注外注粉砕、△公共部門非正規職 撤廃、△韓米FTA阻止△労政交渉争奪を要求した。この日の集会には約6000人 の公共連盟組合員が参加した。

公共連盟は11日から3日間の総力闘争に突入し、社会保険労組、社会連帯年金 労組など、16の労組の1万5千人の組合員がストライキをし、組合員総会、休暇 などで3万人余りが総力闘争に参加したと明らかにした。

ヤンギョンギュ委員長、゜われわれはこの闘争を待ち兼ねていた」

公共連盟の全面ストライキに参加した金東俊社会保険労組委員長は闘争発言で 「われわれは自分たちの責任を全うするために、全面ストライキを決めた」と し「機関長を公開募集すると言っておきながら、再び情実任命で国民に大詐欺 を働く盧武鉉政権の姿を暴露する力強い闘争にする」と決意を明らかにした。

11日の総力闘争は、公共連盟の闘争の終わりではなく始まりだった。ヤンギョ ンギュ公共連盟委員長は大会発言で「2006年7月11日、われわれは公共部門の 労働者たちの希望を見た」とし「希望は、公共部門の労働者が事業場を越え、 賃金の問題を、外注委託の問題を、政府指針の問題を共に闘うということにあ る」と明らかにした。

続いてヤンギョンギュ委員長は「われわれはこのような闘争を長い間、見送っ てきた」とし「今、われわれの闘争は全民衆の闘争だ」と述べ、「今日の闘争 でまた一つ、闘争の中で産別労組を建設する可能性を発見した。これは下半期 産別建設の始まりだ」と大声を上げた。

「公共部門だけは利潤の餌にしてはいけない」

集会参加者は決議文で「公共連盟は、国民の安全と生命に責任を負う公共部門 だけは、利潤の餌にできないと叫んできた」とし「社会公共性強化、非正規職 撤廃、労働基本権争奪という公共連盟の3大要求は、公共部門労働者の当然の 権利を越え、原則も哲学もなく崩れていく参与政府が国民のために最後に選択 できる唯一の代案だと、再度主張する」と明らかにした。

集会は、公共連盟の要求を入れた大型プラカードを高く掲げる象徴儀式で終わっ た。しかし、プラカードを支えていた竹が折れ、急いで大型プラカードを頭の 上に掲げる象徴儀式に変わるというハプニングがあった。集会司会者は「同志 の決意がこの太い竹も折るほど強いことを証明している」と、また決意を集め た。

公共連盟は夕方7時30分から国税庁前で闘争文化祭を開き、その後、韓米FTA阻 止前夜祭に移動した。公共連盟は12日に総力闘争二日目をむかえ、12時に企画 予算処前で集会を開く予定だ。その後、韓米FTA阻止汎国民大会に合流する計 画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-13 01:27:37 / Last modified on 2006-07-13 01:27:39 Copyright: Default

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