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12日、韓米FTA阻止一日ゼネスト

民主労総、 「30万人以上参加する強力なゼネストを」

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

チョジュノ委員長、「組織が熱い」

来る7月10日にソウルで開く予定の韓米FTA第二回本交渉を控え、民主労総 は30万人以上が参加する一日ゼネストを12日に行うことを宣言した。

3日、民主労総は記者会見を開き「われわれは一方的に米国の要求に引きずら れる韓米FTA交渉を阻止するために、第二回交渉が開かれる12日、全組合員が 参加するゼネストを展開する」と発表した。

民主労総のチョジュノ委員長は「組織の熱気が予想より高く、ストライキに参 加する労働者数も現在把握されているだけでも20万人を越えており、30万人以 上が参加する大規模なゼネストになるだろう」と自信を持って話した。一日ゼ ネストが行われる12日、民主労総は光化門で3万人以上が集まるソウル上京決意 大会を開く計画だ。

民主労総は、韓米FTA第二回交渉を阻止するために約2000人の実践団を組織し て先導的闘争を行う計画で、実践団決意大会を11日夕方8時に開催する。

米国の労働者とも連帯して闘争

また民主労総は今回の第二回交渉阻止闘争も、第一回交渉阻止闘争の時に共同 声明を提出した2つの米国のナショナルセンターと共に進める計画だ。このた めに第二回交渉の期間の11日、光化門座込み場で韓米FTA阻止国際会議を開く。 国際会議ではメキシコの事例と米国、韓国民衆の生活についての話題を提供す る予定だ。

民主労総は「韓米FTAの本質は、米国の新自由主義的な世界市場の統合による 経済的な破局をまぬがれようとすることで、東アジア支配戦略を実現するため に韓国を前進基地にしようとすること」と明らかにして、「一方的に米国の要 求に引きずられている韓米FTA交渉を阻止するために、韓米FTA阻止汎国民対策 委に所属する連帯組織との強力な共同闘争で、韓米FTA第二回交渉を必ず座礁 させ、民衆の生存権を守護する」と大声を上げた。

一方、民主労総は今回の全面ストライキの意味を「韓米FTA交渉阻止だけでな く、労使関係ロードマップ粉砕と特殊雇用労働者の労働三権争奪を要求する強 い警告の意味をこめる」と明らかにした。7月に労働部が労使関係ロードマッ プの立法を予告しているなか、今回のストライキでこれに反対する声を集めて 行くということだ。また、民主労総は中央執行委員会の決定により、来る6日 の午後2時、労使政代表者会議に参加して労使関係ロードマップと特殊雇用労 働者に関する議論を行う予定だ。

2006年07月03日13時55分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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