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東亜大医療院労組、ストライキ12日で暫定合意決定

医療院側は労組への民事刑事上の責任の立場を撤回、 労組幹部優先懲戒に合意

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net / 2006年09月20日16時33分

18日東亜大医療院労組が使用側の労組粉砕に対する強い闘争の一環として東亜大医療院分会指導委員など4人の男性幹部らの断髪式を進行している/東亜大医療院労組

東亜大医療院労組の全面ストから12日目の19日、労組は使用側と2006年賃上げ と団体協約更新に暫定合意することに決めた。これで9日に始まった全面スト は、19日のストライキ中断と共に20日の組合員業務復帰で幕を下ろした。

東亜大医療院労組、19日使用側と暫定合意を決定

また、これまで問題になっていた使用側の労組代議員、ヒラ組合員懲戒の部分 と、労組幹部の「業務妨害」の部分は告訴を取下げるとともに、懲戒委で常執 幹部に限り懲戒することで合意した。

特に医療連帯労組東亜大医療院分会は、今回の闘争で使用側の「損害賠償請求 および仮差押さえ請求、民事刑事上責任を必ず問う」という立場を撤回させ、 労組が使用側に要求していた交渉の部分でも成果を勝ち取った。

東亜大医療院労組によれば、主な妥結内容は△辞職者後任13人に対して年内の 正規職発令推進および臨時賃上げ、△交代勤務者勤務条件改善、△賃金総額比 4.5%値上げなどだ。

ただし労組は使用側が現場に復帰する組合員に個別面談などの弾圧を行った場 合、また闘争に突入すると明確にした。

「ストライキ長期化は、東亜大医療院の勤労基準法違反と合意の翻意から」

東亜大医療院労組は今回のストライキが長期化した原因は、「東亜大医療院が 持続的な勤労基準法違反と団体協約不履行、そして合意翻意に始まった」とし 「労働庁は持続的な東亜大医療院側の勤労基準法違反をきちんと管理監督せず、 労働委員会は労働組合がストライキに突入するとすぐ職権仲裁に回付した」と 語った。

東亜大医療院労組はまた「使用側は職権仲裁回付を口実に交渉を回避して業務 復帰命令書を発送し、代替人材投入、幹部および代議員の告発、ストライキ座 込み場の暴力的な侵奪などで労働組合を弾圧してきた」とし「労使間で団体協 約への意見が接近しても、使用側はスト参加者の懲戒や、労働組合にストの責 任をなすりつける談話の発表を主張し、ストを長期化させた」と指摘した。

最後に東亜大医療院労組は「ストライキの過程で、いかに職権仲裁が不当な悪 法であるかが再度証明された」とし、「職権仲裁への回付は使用者が交渉を回 避して労働組合を弾圧する名分を与えた。それでストライキは長期化せざるを えなかった。したがって職権仲裁はいかなる前提条件もなく廃止されるべきだ」 と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-24 00:08:35 / Last modified on 2006-09-24 00:08:36 Copyright: Default

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