4月1日警告ストに10万人の参加が予想

民主労総、政府非正規法案処理阻止… 現代車労組など続々ストライキ決議

民主労総が来月1日、政府非正規法案国会通過を阻止するための4時間警告ゼネストを 行うと明らかにした中で、傘下組織のストライキ賛同決議が続いている。 民主労総は今回の警告ゼネストに10万人が参加すると推算している。

民主労総ゼネストの主力隊伍は普通、大工場労組が加入する金属連盟で、 今回も完成車労組などの動きに関心が集まっている。

現代車労組は28日の午前に拡大運営委員会を開き、 「民主労総の警告ストライキ方針により、4月1日午後1時から4時間の部分スト方針を最終決定する」と明らかにした。 現代車労組は去る23日に警備隊が非正規労組組合員とユンソングン全委員長に暴行したことと関連し、25日に2時間残業を拒否した。

大宇車労組も最近中執を開き、組合員公聴会を開く形での生産中断など、 総連盟ストライキ指針に積極的にしたがうことに決定した。 大宇車労組は、GMの富平工場買収前提条件である「平和条項」によりゼネストが難しい状況だが、 今回の総連盟の警告ストライキに積極的に参加することに決定したと明らかにした。

起亜車労組は30日、18代役員決選投票が実施され、 来月1日に当選確定公告があるためにストライキを宣言する執行部があいまいな状況だ。 現パクホングィ執行部の任期は次期役員が確定するまで続くためだ。 パクホングィ委員長は 「積極的に4月1日警告ストに参加すべき」という立場を明らかにしが、 当日、執行部が変わるため、新任執行部との議論が必要になると予想されている。

双龍車労組も28〜29日に実施する争議行為賛否投票結果によって ストライキ賛同の程度を決定する予定だ。 この他にも金属連盟傘下組織のうち、金属労組所属の約3万人がストライキに入る予定だ。

民主労総は28日、各組織別に徹夜籠城に突入し、警告スト当日の1日には 国会前をはじめ全国各地でストライキ決議大会を開く計画だ。 民主労総は29日、労使政代表者会議運営委員会を開いて非正規法案に関する労使政対話を始める方針だが、 4月1日以前に法案処理に対する明確な結論を出すことは難しいものとみられ、 警告ストの留保は容易ではないと予想されている。

なお、民主労総が昨年11月26日に非正規法案廃棄を要求する6時間の警告ストを行ったときは、 16万余人がストライキに参加したと発表した。

ソンウンジョン記者ssong@labortoday.co.kr

2005-03-28午後4:32:37入力(C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)