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News Item 20021105kumi
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亀尾、約4千人が連帯ストライキに突入

[約1800人が地域集会.. 拒絶した使用側、要請で初めて交渉を開く]

労働と世界

[第4信]亀尾地域の5労組(組合員3800余名)が11月4日、連帯ストライキに入った。

この地域韓国合繊、錦江化繊、コーロン労組(化学繊維連盟)とKEC、コラム プラスティック労組(金属産業連盟)はこの日の午後3時事業場別にストライ キ決議大会を開いた後、オリオン電気に場所を移し、「ユワニョン社長拘束・ 警備会社職員撤収・構造調整粉砕決意大会」に参加した。1千8百余名が集まっ たこの日の集会で、参加者は「去る2日に会社側が警備会社の職員を動員し、 事業場にいた組合員を暴行して、このうち10人あまりが負傷させられた」と し、△ユワニョン社長即刻拘束△警備チンピラ150人の即刻撤収などを要求 した。

一方、これまで一度も交渉に応じなかった会社側がこの日の3時30分、交渉 を要請してきて亀尾市庁で労使間の初交渉が開かれた。集会と交渉が始まり、 正門前に電気棒を所持した雇われ警備員は全員撤収した状態だ。

亀尾地域は5日にも午後1時からストライキに入った後、労働法改悪阻止構造 調整粉砕ゼネスト勝利決意大会を開く。

イサングンchange@nodong.org

[第3新]亀尾地域、4日3時連帯ストライキ強行暴力進入・ゴロツキ警備員撤収、ユワニョン社長拘束を要求

亀尾の労組が既に予告された通り、4日午後3時からこの地域で史上はじめて の連帯ストライキに入る。

民主労総亀尾地域協議会(議長ファンジュニョン)はこの日の午前9時、緊急 代表者会議を開き、「オリオン電気のユワニョン社長拘束とゴロツキ警備員 撤収」を掲げて、午後3時からコーロン労組を除く全労組がストライキに入 ることを決議した。これと共に、5日の午後1時にも総連盟の(勤基法改悪阻 止ゼネスト)方針とは無関係にストライキを行うことにした。続いて6日にも 民主労総ゼネストが続いていた場合、ストライキに積極的に参加して、ゼネ ストを止めた場合、総力闘争を行うことにした。

協議会はこれと共に亀尾警察署長を職務遺棄で告訴することにした。

一方、去る2日にゴロツキと駆逐隊、下請け業者を含む1500人あまりが午後3 時頃からストライキの座込み場を襲った。4百余名の組合員は決死抗戦の決意 を新たにして頑強に抵抗し、地域の労働者たちが共に隊伍を保護した。

会社はリフト車を動員し、暴力的に正門を破って入ってきた。この過程で多 くの組合員が病院に運ばれたが、会社側は進入の試みを止めなかった。外で 共に闘争していた地域労働者たちがこれに対し、「貴方が責任を負えるのか?」 と強力に抗議すると、リフト車の運転手は状況の深刻さを理解し、急いで場 を去った。会社が直ちに動員した掘削機の運転手も、状況を見てすぐに戻っ た。

これに伴い、会社は周辺に駆けつけた警備業者を動員し、正門進入を試みた ものの失敗、6時30分頃、組合員は突然低下した気温と空腹に乗じて駆逐隊 が掌握していたPDP建物に進入した。

ペテソン/亀尾通信員

[第1信]民主労総が5日午後1時からゼネストを予告しているが、亀尾地域は一日早く4日から入る方針で注目される。

民主労総(慶尚北道)亀尾市協議会(議長ファンジュニョン)は11月1日の午後、 緊急代表者会議を開き、「構造調整中断」を要求して24日間ストライキをし ているオリオン電気に警察を投入すれば、4日の午後3時から地域のあらゆる 労組が連帯ストライキに入ると決議した。

オリオン電気は今年8月、労使合意をひっくり返して「人件費34.8%を削減す るために、765人を整理解雇する」と一方的に通報してきた。労組はこれに 対抗し、去る10月9日から全面ストを行っている。以下は1日に亀尾市協議会 が発表した声明書全文。

声明書

オリオン電気に公権力を投入すれば、連帯ストライキ突入する - 11月4日15:00から全労組ストライキ決議

使用側の一方的団交破棄と人的構造調整に対抗し、24日間ストライキを行っ ているオリオン電気に公権力投入と警備業者による暴力行為発生という緊張 が広がっている。これに、民主労総亀尾地域協議会(議長ファンジュニョン) は17:30、オリオン電気3工場正門前テント座込み場で緊急代表者会議を開き、 全労組組合員のオリオン電気前三交代座り込みと地域連帯ストライキを決議 した。製造業の主な労組代表者は今回のオリオン電気ストライキ事態の責任 が会社にあるにもかかわらず、これを無視して公権力が投入されれば、11月 4日(月)の15:00から全労組が連帯ストライキに入ると確定したのである。

これに先だち、10月31日、地域議員と亀尾市の仲裁で夕方7時から夜12時ま で労使懇談会が行なわれたが、使用側は労働組合の代表権者である支会長を 交渉権者と認めないという立場を固守し、対話の意志が無いことを見せた。 労働組合は事態の解決のために会社が対話に乗り出すことを要求したが、11 月1日午前10時、市庁で進められた労使懇談会でも会社は昨夜の立場を繰り 返し、交渉意志がないという点を明確にした。

会社は11月1日午前8時頃、警護団を含む駆逐隊を動員して直接現場に乗り込 む意思を表明したが、市長の要請で延期した。しかし11月1日、市庁での労 使懇談会直後の1:30分頃、警護団をオリオン電気作業服に着替させ、進入の 意思を公然とあらわした。直ちに民主労総亀尾地域協議会は全労組にオリオ ン電気前集結を要請して現在待機中だ。

われわれは「希望退職を含む構造調整時は労使合意する」という団体協約を 一方的に破棄し、信頼を破った責任が会社にあることを明らかにする。のみ ならず、度重なる交渉要請にもかかわらず労組代表者の資格問題をとりあげ て交渉を忌避している使用側は、いかなる対話の意志もないという点が確認 された。このような状況にもかかわらず、公権力が一方的に会社側に立って 非暴力平和基調を頑強に維持しているオリオン電気労働者を武力で踏み躙る 場合、地域民主労組の命運をかけて抵抗する。

同時に、警護団を動員した物理的衝突で公権力投入の口実を握ろうとする会 社の意図が表れただけに、これを制止するために警察と関係機関が乗り出す ことを要求する。私たちは誰も物理的衝突を願っていない。あらゆる対話を 断絶させ、暴力で事態を解決しようとしているのは使用側だ。

11月2日の明け方に警護団と駆逐隊の挑発が予想される。しかし明らかなこ とは、公権力であれ警護団であれ、彼らの物理的対応は状況の終結ではなく、 予測出来ない不幸な事態を予告するものであり、闘争の火種を亀尾全域に拡 大させる導火線になることという点を警告する。

2002年11月1日民主労総亀尾地域協議会2002年11月05日12:22:56クリッピング記事 (chamnews@jinbo.net)

http://cast.jinbo.net/news/show.php?docnbr=23775


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