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セウォル号請願、10万署名完了…「国会は原案通り処理せよ」

4・16団体、『社会的惨事特別法改正』、『朴槿恵(パク・クネ)大統領記録物公開』立法要求

ウン・ヘジン記者 2020.11.02 12:44

10月31日、セウォル号惨事真相究明のための2種類10万国民同意請願が完了し、 関連団体が国会に立法を要求した。

4・16セウォル号惨事家族協議会、4月16日の約束国民連帯などは11月2日午前、 国会前で10万国民同意請願成功報告および国会立法要求記者会見を行った。

請願は、 △社会的惨事の真相究明および安全社会建設などのための特別法改正案、 △セウォル号惨事関連朴槿恵(パク・クネ)前大統領記録物公開決議案を内容とする。 締め切り期間の11月5日の5日前に10万人の同意を得た二本の請願は、 各々国会所管委員会に回付された。

彼らは記者会見で「今は国会が答える番」とし 「すでに21代国会議員の過半数が約束し、また10万人の国民が署名して、 議案として上程された」と明らかにした。 続いて「今年の定期国会が終わるまでに 社会的惨事特別法改正案とセウォル号惨事に関する朴槿恵大統領記録物公開決議案を 10万人が請願した原案のとおりに処理しろ」と要求した。

4・16セウォル号惨事家族協議会のカン・フン運営委員長 (セウォル号犠牲者故チャン・ジュニョンの父親)は記者会見で、 10万国民同意請願の成功で 「われわれセウォル号遺族はみんなとても感謝し、涙を流した」と話した。 続いて「国民の皆さんの応援と支持に力づけられて、 これからは21代国会が一刻も早く2本の法案を処理できるようにさらに熱心に動く」 と感謝の言葉を伝えた。

請願同意が始まった10月6日から青瓦台の前ではキリスト教団体がリレー断食祈祷などを行い、座り込みを繰り広げている。 キリスト教団体代表から発言したイム・ワンソン聖書韓国社会宣教局長(牧師)は 「国会同意請願が終わったのは、国民がセウォル号真相究明を要求しているという明白な証拠」とし、 それでも「なぜまだセウォル号を語るのかと聞く人たちがいる。 これからは家族に刃を向けず、青瓦台と国会に尋ねなければならない」と声を高めた。 キリスト教団体は11月5日まで座り込みを維持し、 その後からは毎日昼休みのピケッティングと毎週木曜に青瓦台の前で祈祷会を開く計画だ。

民主労総のオム・ミギョン副委員長も記者会見で 「国民は304人の死が歴史に埋没しないように、 10万国民同意請願で国会にまた責任を問うている。 国民は相変らず行動することを望んでいる」とし 「われわれ労働者も死の真実が明らかになるまで実践する」と明らかにした。

一方、記者会見の参加者は「公務員・教員政治基本権保障関連法律改正」に関する請願同意も訴えた。 パク・スンニョル4・16連帯共同代表は 「世の中の変化と発展は市民の参加と連帯でなされるだろう。 政治は国会議員だけのものではない」とし 「公務員労組も政治基本権保障に関して請願運動をしている。 われわれはこれ積極的に参加する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-11-12 03:05:54 / Last modified on 2020-11-12 03:05:54 Copyright: Default

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