韓国:朴槿恵政権3年…市民2万人、怒りの4次民衆総決起 | |||||||
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朴槿恵政権3年…市民2万人、怒りの4次民衆総決起「寺子屋の犬も3年で風月を詠じるのに、政権3年で何をしたのか」
パク・タソル記者 2016.02.27 21:11
朴槿恵(パク・クネ)執権3年、 ソウル広場に集まった市民の口から政府の失政が絶えることなく続いた。 労働改悪、教科書国定化、対北朝鮮敵対政策による朝鮮半島平和威嚇など、 市民が選んだ失策の分野は多様だった。 民衆総決起闘争本部は4月の総選挙で失政に責任がある者を審判しろと主張した。 舞台に上がった発言者と市民は「記憶しろ」、「怒れ」、「審判しろ」と叫んだ。 ▲ソウル広場に集まった4次民衆総決起の参加者[写真/ジョンウン記者] 2月27日午後3時。 約2万人の市民がソウル市庁広場に集まり、4次民衆総決起大会を開催した。 この日の集会には、ペク・ナムギ農民が耕作している全南宝城から17日間の徒歩巡礼を終えた巡礼団200余人も合流した。 民衆の力のパク・ソグン共同代表は大会発言で 「セウォル号、MERS事態、労働改悪、農民殺し、貧民弾圧、医療民営化と公共部門私有化、慰安婦野合、開城工業団地閉鎖、THAAD配置、テロ防止法(強行)の裏には、 朴槿恵政権がある」とし 「政権が暴走を続け、無気力野党がこれを放置する以上、 民生と平和を守る方法は自らの闘争だけ」と主張した。 汎国民大会ではセウォル号惨事の真相究明を要求し、 慰安婦の密室合意と歴史教科書国定化を批判する声が続いた。 ユ・ギョングン4.16家族協議会執行委員長は 「セウォル号惨事の真相究明は一歩も踏み出せず、 時間が経つほどに難しくなる」とし 「政府の力がいくら強くても、両親の力よりは強くはないと信じて、 必ず真相を究明して安全な社会を作る」と明らかにした。 韓国史教科書国定化阻止ネットワークのイ・ジュンシク執行委員長は、小学校社会教科書から慰安婦の内容がなくなった事実に言及した。 イ・ジュンシク執行委員長は 「寺子屋の犬も3年なら風月を詠じるというが、 3年経っても何一つきちんとしたこともできず、 国民が望むことの反対に行っている」とし 「2016年の総選挙、2017年の大統領選挙で審判しなければならない」と明らかにした。 ▲4次民衆総決起参加者がシュプレヒコールをあげている[写真/ジョンウン記者] 4回の民衆総決起すべてに参加したという全国学校非正規職労組の組合員は、 一般解雇が今年の最大の心配だと話した。 高等学校で障害学生の介助をしているというA氏は 「労組ができて、賃金が上がって、処遇が良くなるかと思ったが、今では一般解雇が一番心配だ」とし 「政府が出した一般解雇指針がまず公共領域の学校に入ってくるようだ」と不安を打ち明けた。 闘争本部は決議文で、 △労働改悪中断、 △ペク・ナムギ農民国家暴力責任者処罰、 △障害等級制扶養義務制廃止、 △テロ防止法撤回、 △歴史教科書国定化撤回、 △差別禁止法制定、 △国内THAAD配置撤回、 △韓-日「慰安婦」合意無効、 △セウォル号特別調査委員会の調査期間保障、 △雪岳山ケーブルカー中断、 △医療民営化中断の12分野の要求を発表した。 ▲大型ペク・ナムギ農民の模型と共にデモ行進をする集会参加者[写真/ジョンウン記者] 集会の参加者らは5時20分頃に集会を終えて、ペク・ナムギ農民が入院している大学路のソウル大病院へとデモ行進を始めた。 大学路での整理集会でペク・ナムギ農民の長女ペク・トラジ氏は、テロ防止法について指摘した。 ペク氏は「非武装市民を攻撃することがテロだと思う」とし 「非武装のうちの父を攻撃した警察、政府がテロリストとテロ団体ではないか。 テロ防止法が通過したら、その法によって真っ先に処罰されなければならない」と話した。 一方、闘争本部は3月26日、 労働改悪と民生破綻の責任を問う汎国民大会を全国各地で同時多発的に開催すると明らかにした。 ▲整理集会で発言するペク・ナムギ氏の娘ペク・トラジ氏[写真/ジョンウン記者] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2016-02-29 06:17:49 / Last modified on 2016-02-29 06:17:50 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |