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朴槿恵政権の公約破棄、汎国民闘争に広まるか

各界各層市民社会「大規模汎国民キャンドル」などの総力闘争を宣言

ユン・ジヨン記者 2013.10.16 18:45

朴槿恵政権による公約破棄の議論が拡大し、各界各層の市民社会が汎国民闘争を宣言した。彼らはソウル市庁広場の時局座り込み参加を始め、大規模な汎国民キャンドルなどの総力闘争を行う計画だ。

[出処:労働と世界ピョン・ベクソン記者]

民衆の力と民営化反対共同行動など、各界各層の団体により構成された20数か 所の分野別連帯機構は10月16日午前、ソウル広場で記者会見を行って、公約を 破棄した政府に対する汎国民闘争を宣言した。

これまで朴槿恵政権は、△四大重症疾患は100%国家が責任を持つ、△65歳以上 すべての老人に基礎年金20万ウォンを支給、△無償保育、△民営化、△双竜車 国政調査、△所得連係連携型半額登録金、△基礎生活法改正による貧困死角地帯 の緩和、△障害等級制廃止、障害者権利保障法制定など、多くの部分で大統領選挙 の公約破棄の議論に苦しんできた。

記者会見に参加した市民社会は「破棄された公約のほとんどは韓国社会の平凡 な国民と労働者、青年、老人などの社会的弱者に対する約束だった」として 「だが朴槿恵政権は、公約破棄に対する怒りの前に謝罪し反省するどころか、 国家情報院などの新自由主義・守旧勢力を立てて世論操作、公安統治を行い、 全教組、公務員労組を始めとする民主労組運動全体を狙った弾圧をしている」 と批判した。

各界各層の市民社会は今日の記者会見を始め、ソウル市庁広場前での民主労総 時局座り込みに参加する計画だ。また10月7日から時局座り込みをしている民主 労総は、今日から座り込みを全国に拡大する方針だ。

記者会見団は「拡大した座り込みは連帯の求心になり、汎国民闘争の出発点に なるだろう。われわれは絶えず対国民広報をして毎日キャンドルを共に持つ」 とし「この勢いに乗って10月26日には、国家情報院選挙介入糾弾キャンドルと 結びついた大規模な汎国民キャンドル集会を開く」と明らかにした。来る26日 には、民主労総も都心での決意大会を開いた後、汎国民キャンドル集会に合流 する。

また、11月からは「100人100か所1人デモ」と「朴槿恵公約集読み直す」などの 大衆行動が続く。また市民社会は、万民共同会を開き、11月9日から10日の2日間 行われる民主労総全国労働者大会に総力で連帯する。

共同闘争とともに各部門別の闘争も続く。「障害等級制/扶養義務制廃止共同行動」 は、光化門での座り込みと共に基礎法改悪阻止のための総力闘争計画を樹立する 予定だ。17日には「1017貧困撤廃の日」集会も開かれる。「無償医療運動本部」 は23日に医療部門の公約破棄糾弾行動を展開する予定で、「国民年金正す国民行動」 は全国巡回年金説明会を始める。

双竜車氾国民対策委は、闘争の拠点を平沢双竜車工場に拡大し、国政調査履行 と解雇者復職のための闘争方針を摸索している。KTX民営化氾国民対策委は来る 26日、3次汎国民大会を開いた後、青瓦台面談闘争を行う。また、鉄道労組は 全支部座り込みと決意大会などを続け、全面ストライキ体制を整える方針だ。 公共輸送労組連盟仁川空港地域支部と全会連学校非正規職本部などの公共部門 の非正規職労働者たちも、11月にストライキを準備している。

記者会見団は「汎国民闘争は始まった」とし「社会の各界各層に広がる闘争と 叫びのすべての政治的責任は、度重なる公約履行の要求と警告を無視した朴槿恵 政権にある」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-18 11:02:14 / Last modified on 2013-10-18 11:02:15 Copyright: Default

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