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民主党4選城東区、非正規職300人に解雇通知

ソウル城東都市管理公団で3か月、6か月契約…「静かに働け」

チョン・ジェウン記者 2013.06.03 19:45

ソウル市城東区の都市管理公団が、期間制非正規職約300人全員に6月末の契約解約を通知した。正規職あるいは無期契約職転換の先頭に立つべき地方自治体が非正規職に大挙解雇通知をしたことで、議論が予想される。

城東区都市管理公団の非正規職労働者たちは、図書館、体育館、プールなど、 公共の建物施設管理、駐車管理をはじめ、体育講師、図書館司書などで働く。 3か月、6か月、9か月などの短期契約職で、都市管理公団が直接雇用する。 このうち3か月の契約職非正規職は約180人だ。

公共非正規職労組ソウル支部城東支会によれば、公団は「不要な紛争」を防ぐ ために非正規職全員に解約を通知した。非正規職を解約した後に選別し、再契約 について判断するという。

チョン・ジンヒ城東支会長は「公団の非正規職は時給4900ウォンで一銭の食費 もない最低賃金を受ける」とし「劣悪な労働条件に対し、労組が労働部に陳情 するなどの活動を続け、これを不要な紛争と見て全員解約を選択した」と明ら かにした。

続いて彼は「年次手当てもなかったので、労組が労働部に陳情して、退職者が 年次手当てを受け取れるようになった。1年未満の短期契約職なので、退職金も ない」とし「一日中働いて受け取る月給は94万ウォン、通帳に残る金は80万ウォ ン程度だ」と暴露した。

チョン・ジンヒ支会長も都市管理公団に所属する駐車管理期間制労働者として 9か月間働いてきた。再契約が不透明で、雇用不安に苦しんでいる。

彼は「同僚は繰り返される再契約と全員解約通知に不安を感じ、静かに働いて いる」とし「9か月の再契約を5回もした同僚もいる。また契約書も作成せずに 期間制非正規職として働く労働者もいる」と話した。

それと共に彼は「ソウル市最短契約、最低賃金も悲しいが、6月末全員解約通知 だなんて、泣きっつらに蜂だ」とし「公団は非正規職労働者全員再雇用すべきだ」 と要求した。

また労組は、ソウル市傘下の24の公団非正規職の労働条件について独自に調査 した結果、城東区所属非正規職の労働条件が最も悪かったと明らかにした。チョ ン・ジンヒ支会長は「3か月契約職を雇用するのは城東区以外になかった。福祉 水準も低かった」とし「また10の公団が時給制ではなく月給制だった」と明ら かにした。

労組は民主党所属のコ・ジェドク城東区庁長が事態解決に動くべきだと主張し た。区庁長が都市管理公団理事長を選任するだけでなく、公団を運営して予算 を確定するなど、事実上、区庁の実力者だという。

チョン・ジンヒ支会長は「コ・ジェドク区庁長は民主党4選で、茶山牧民大賞、 知識経営者大賞を受けた」とし「だが城東区都市管理公団の非正規職は雇用の 不安に苦しみ、ソウル市で最も低い水準の賃金を受けている」と訴えた。

労組は6月4日午後12時に城東区庁の前で記者会見を行い、非正規職約300人全員 解雇通知を糾弾する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-05 01:28:39 / Last modified on 2013-06-05 01:28:40 Copyright: Default

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