本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:労働界と民衆陣営、朴槿恵就任式への進入を阻止される
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1361788223231St...
Status: published
View


労働界と民衆陣営、朴槿恵就任式への進入を阻止される

非常時局会議と67闘争事業場、就任式場近くで時局宣言

ユン・ジヨン記者 2013.02.25 11:24

朴槿恵(パク・クネ)大統領の就任式をむかえ、労働者と民衆陣営が労働懸案の 解決を要求して就任式場への進入を試みたが警察力に遮られた。

民主労総傘下の67の闘争事業場と、「整理解雇・非正規職・労組破壊緊急対応 非常時局会議(非常時局会議)」は、2月25日午前9時30分、朴槿恵大統領就任式 が開かれる国会近隣で記者会見を開き、就任式場への進入を試みた。

非常時局会議はこの日、時局宣言文を発表して朴槿恵政権の覚醒を要求した。 統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長は「朴槿恵当選者は大統領選挙の 前に約束した双竜車国政調査などを履行しないのだから大統領就任の資格がない」 と強く批判した。また、民主労総のペク・ソックン非常対策委員長は「われわれは 朴槿恵大統領を認められず、全体の闘争のために団結して勝利する」と述べた。

韓国進歩連帯のパク・ソグン共同代表も「選挙の公約を守らない大統領就任は 無効で、国民を欺くもの」とし「われわれは、朴当選者の大統領就任を認めず、 共に闘争していく」と明らかにした。

労働戦線のチョ・フェジュ代表は「今日を契機に多くの労働民衆団体が朴槿恵 政権との総力闘争に立ち上がる」と警告した。全解闘のイ・ホドン委員長は 「朴槿恵政権の発足と共にまた闘争の信号弾を上げる」とし「労組破壊根絶、 非正規職撤廃、解雇者原職復帰のために闘う」と宣言した。

また、非常時局会議は時局宣言文で「労働者民衆の涙とため息の中で出発する 朴槿恵政権が今までのような態度をとり続ければ、遠からず国民的抵抗に直面 せざるをえない」とし「非常時局会議は18代大統領就任を契機にさらに広く、 さらに深く、民主進歩勢力と連帯し、抑圧と弾圧に対抗して闘う」と明らかにした。

また彼らは朴槿恵政権側に、△双竜車国政調査実施、解雇者復職、△現代自動車 非正規職労働者への判決の履行、正規職化、△ユソン企業労組破壊事業主拘束、 労組破壊策動中断、△公務員および公共部門労働者の懲戒解雇、労組弾圧中断、 △全教組、公務員労組弾圧中断、労組認定、△1千億もの損賠仮差押えの撤回、 △才能、ゴールデンブリッジなど67の懸案事業場労働弾圧中断を要求した。

双竜車支部のキム・ジョンウ支部長は「もう頭を下げずに、闘争でわれわれの 要求を貫徹させる」とし「朴槿恵政権はこれ以上労働者を殺すな」と声を高め た。ゴールデンブリッジ投資証券支部のキム・ホヨル支部長も、「弾圧される 労働者は朴槿恵政権に粘り強く反対し、最後まで闘争の道を進む」と強調した。

なお、参加者たちは記者会見の後に朴槿恵大統領の就任式が開かれる国会に 進入しようとしたが、警察力に遮られた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-25 19:30:23 / Last modified on 2013-02-25 19:30:24 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について