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「クロムビを守るために江汀村に来ました」

第9次全国市民集中行動、350人が江汀村に集まる

済州=イ・サンウォン記者 2012.03.17 19:50

3月17日、全国のクロムビ守備隊が江汀村に集まった。

▲子供たちが「平和飛行機に乗ってクロムビを守りに行こう」と書かれた横断幕を持って走っている。

この日、江汀住民をはじめ平和活動家と全国の市民約350人が江汀村体育公園の 駐車場に集まり、第9次全国市民集中行動イベントを行った。週末をむかえて、 江汀村に来た家族単位の訪問客も多く、『海軍基地絶対反対』と書かれた旗を 掲げて走る子供たちも相当数見られた。

▲小さな女の子が「クロムビを殺すな」と書かれたプラカードを持って明るく笑っている。

▲ムン・ジョンヒョン神父が父母についてきた少女を抱いている。

カン・ドンギュン江汀村会長は「昨日、政府の関係者が済州道を訪問し、3時間 ほど話をしたが、結局は私たちが一人で騒ぐ形になってしまった」とし「彼ら は済州道に来て対話を話し、われわれは十分に対話する準備をして行ったのに、 対話は不通だった」と政府の一方通行行政を批判した。

続いてカン会長は「どんな国策事業でも、国民の信頼の上で進めればきちんと 進められるのに、そうでなければ砂上の楼閣でしかない」、「何トンかの爆薬 で壊されるほど弱いクロムビ岩ではない。クロムビを守ることこそ平和を守り、 済州道を守り、世界の平和を守ることになる」と訴えた。

また、警察にこれ以上、集会に参加しないよう要求された上で解放された英国 の平和活動家、アンジー・ゼルターは「私が今できるのはインタビューだけ」 と話を続けた。

アンジー・ゼルターは「江汀村に作られる海軍基地は米国の中国牽制前進基地 になるだろう」とし「米国はすでに約100か国に1000以上の軍事基地を持ってい るが、中国は中国の外にはたった一つの基地もない」と明らかにした。

続いて、彼女は「われわれは、すでに英国の韓国大使館の前で済州道海軍基地 反対闘争を続けている」とし「私が英国に帰ってさらに規模が大きい闘争をする。 帰って戦い、また戻ってくる」と述べ、市民の歓呼を受けた。

▲デモ行進隊がフェンス警備の警察の前を通る。

▲お父さんに肩車されてデモ行進する少年.

3時40分頃から始まった全国市民集中行動は、5時20分から平和デモ行進を始めた。 参加者約350人は長い隊列になってクロムビ岩が見える江汀入り江まで移動を始めた。

江汀入り江に到着した時、彼らは東防波堤の入り江の入口を防いでいる ポリスラインと向き合った。

カン・ドンギュン村会長は「ポリスラインの責任者がどんな法的根拠でここを 塞いでいるのか説明しろ」と要求した。十分ほどして現れた警察の関係者は、 「すでに何度もここを通って防波堤に行き、工事現場に乱入したので、 もうこれ以上接近させない」と答えた。

▲デモ行進の参加者と警察が衝突した。

これによって一時間ほど、防波堤に入ろうとするデモ行進参加者と警察の間で 小競り合いになった。村会は「すでに集会とデモ行進を申告した地域であり、 ここは大韓民国の国民なら誰でも自由に行き来できる所」だと警察の無法な 態度を批判した。

▲村住民が乗ったカヤックを押す海洋警察。

一方、この日、一部の江汀村住民と平和活動家がカヤックに乗ってクロムビに 接近を試みたが、海洋警察が出動してカヤックを一つずつ引き出したため、 到達できなかった。

一時間ほど小競り合いをしたデモ行進参加者は、カヤックに乗って水に入った 住民と活動家が出てきた後、7時40分からキャンドル文化祭を始めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-18 13:54:32 / Last modified on 2012-03-18 13:54:43 Copyright: Default

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