韓国:国際労働界、MB政府に労働基本権の遵守を要求 | |||||||
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国際労働界、MB政府に労働基本権の遵守を要求「韓国は最悪の労働弾圧国」
キム・ドヨン記者 2010.11.11 14:44
韓国で労働基本権が保障されずにいることについて国際労働界が深い憂慮を示した。 11月11日、征東フランチェスコ会館で韓国労働基本権弾圧に対する国際労働界 の記者会見が開かれた。この席にはローランド・シュナイダーOECD労働組合諮 問委員会選任政策専門委員、ティム・ヌナンITUC(国際労総)広報室長、エムベッ ト・ユソン国際建設木工労連事務総長などが参加した。 彼らは「韓国は先進国の中で最悪の労働弾圧国」だと、韓国の労働基本権弾圧 の実態に憂慮を示し、韓国政府に労働弾圧の中断と労働基本権保障を要求した。 ▲左側からキム・ヨンフン民主労総委員長、ティム・ヌナンITUC(国際労総)広報室長、ローランド シュナイダーOECD労働組合諮問委員会選任政策専門委員、キム・ジュヨン韓国労総事務総長副委員長 エムベット・ユソン国際建設労連事務総長は「韓国政府の労組に対する弾圧は、 広く知られ記録されている」と伝えた。 彼は「韓国政府が労働組合活動をしたことを理由に連行し、個人や労組に損害 賠償金の請求、連行、逮捕、拘束および物理的弾圧を加えている。このような 労働組合活動は、他のG20国家では十分に合法的だ」とし「国際労働組合は、韓 国政府がこうした狂気のような行動を中断し、国際的な労働基準を遵守するこ とを要求」した。 ティム・ヌナンITUC(国際労総)広報室長は結社の自由に対するILO協約87号と 団体交渉権に対する98号に言及した。 彼は「すべてのILO会員国は例外なくこの協約を守る義務がある。韓国政府は ILOから韓国の労働法とその執行にあたり、国際的に認められた労働基準を完全 に守るようにと、何度も要請を受けたが、実行せず、ILOが提案した技術的支援 も受け入れなかった」とし「これは絶対に容認できない」と批判した。 それと共に彼は「韓国の労働者も労組に加入して労組の代表性を享有できるよ うにするべきで、この過程での差別や制裁、法的処罰を受けることがあっては ならない」と主張した。またこのような権利を保証されるように「韓国政府は 法と執行の過程を改正し、国際的な労働基準を遵守し、労働者の権利を全て保 障しなければならない、労組と建設的で肯定的な方向で対話しなければならな い」と薦めた。そして「これは決して難しくない。政治的な意志の問題だけだ」 と改善の意志を示さない李明博政権に厳しい忠告を与えた。 韓国の二大労総の代表も、国際労働基準を遵守しろという要求を異口同音に 語った。 韓国労総のキム・ジュヨン副委員長は、「労働組合を最も必要とする非正規職 労働者の労組加入と団体交渉権が大きく制約されている」とし「全体労働者の 半分以上を占める労働者が労働法の保護を受けられず、基本的な労働権を剥奪 されており、韓国社会で合理的で先進的な労使関係の発展は決して期待できな い」と強調した。 民主労総のキム・ヨンフン委員長も「今この時間、この瞬間にも韓国政府が批 准すべきは権力的な韓米FTAではなく、ILO基準協約」とILO協約の遵守を要求した。 彼らはこの席で、国際労働基準の遵守とともに△業務妨害罪を規定した刑法第 314条の改正、△労組活動により拘束された労働者の釈放、△非正規職労働者の 団結権と団体交渉権の保障、△公共部門労働者の労働基本権の保障、△公務員 労組と教授労組の合法化、△必須維持業務制度の廃止、△全国運輸労働組合と 全国建設労働組合に対する特殊雇用労働者組合員資格剥奪の要求と設立申告の 撤回威嚇の中断を要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-11-11 17:42:13 / Last modified on 2010-11-11 17:42:18 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |