本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:ハイテク審査請求棄却、「今度は500人ハンスト」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 20050922hitech
Status: published
View


ハイテク審査請求棄却、「今度は500人ハンスト」

ハイテク共同対策委員会、 無期限ハンストと週2回の集中集会継続

チェイニ記者flyhigh@jinbo.net

組合員全員の集団精神疾患労災認定を要求してハイテク支会が提出した審査請 求を9月16日に勤労福祉公団が棄却したことに対し、ハイテク共同対策委員会 が記者会見を行い、立場を明らかにした。

ハイテク共同対策委員会は22日の午前10時、勤労福祉公団本部前での記者会見 で、勤労福祉公団の審査請求棄却決定が「死刑宣告だ」とし、勤労福祉公団の 決定の問題点と今後の闘争計画を発表した。

勤労福祉公団が審査請求棄却決定の根拠に上げた主張の要旨は「業務的な理由 によるストレス要因ではない」ということだった。これに対してクォンテヨン 労務士は「会社が生産という固有の業務以外にも労組を効率的に管理、統制し ようとすることは人事労務管理という業務領域に含まれるので、明確に業務的 な関連性がある」と主張した。

クォンテヨン労務士によれば、今回の勤労福祉公団の棄却決定は、いじめ、管 理者による恐怖の雰囲気の造成、労組弾圧、私生活監視、差別待遇、ストライ キ復帰後の不当な待遇などを業務上の理由を原因とする災害と認定してきたこ れまでの公団の決定を正面からひっくり返すものだ。したがって「業務との関 連性の立証の要求を使用者より労働組合に厳格に要求してきた公団の決定は、 法律的でない政治的判断による不承認」だとクォンテヨン労務士は指摘する。

勤労福祉公団をパンヨンソク理事長が操縦して、労働者を死に追い込む内容 のパフォーマンスをする共同対策委員会関係者

無期限ハンスト報告をした金ヘジン支会長は「盧武鉉政権の労働弾圧縮小版で ある勤労福祉公団の弾圧と暴力が、むしろハンスト者などに闘争の決意を新た にさせた」とし、「13人の労災承認という目標を越え、労働者の健康権争奪と いう目標で、全労働者の大衆的闘争が広がるまで決意を続ける」と述べた。

ハイテク共同対策委員会は今後、△暴力行政の主犯、パンヨンソク退陣△勤労 福祉公団暴力行政粉砕△労災保険制も改悪廃棄および改革△監視差別による精 神疾患職業病認定などを目標に無期限のハンストと、毎週水曜日・金曜日の集会 および文化祭などを続ける計画だ。特に164人が参加した9日の「100人同調ハ ンスト」の成果を繋いで、30日には「500人同調ハンスト」を行う予定だ。

22日現在、勤労福祉公団前の座り込みは106日目、無期限ハンストは37日目を 迎えている。気温が低下し、ハンスト者たちはダウン・パーカでがんばってい るが、健康の悪化により飲む水の量もますます減っている。特に金ジェチョン 労災労協代表は数日前から黄疸症状を見せていると伝えられた。

2005年09月22日16時00分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2005-09-23 06:37:46 / Last modified on 2005-09-23 06:38:16 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について