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女性の日100周年、「記念ではなく闘争で」

[3・8 100周年]闘争企画団、非正規悪法廃棄など要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年03月03日17時19分

1908年、そして2008年、同じ要求

1908年3月8日、米国の紡織工場で働く1万5千人の女性労働者たちが「賃金を上 げろ」、「10時間だけ働こう」、「労働組合結成の自由を保証しろ」、「女性 にも選挙権をよこせ」と叫び、通りに出た。そして100年後、また3月8日がきた。

3月8日、女性の日100周年をむかえ「労働組合結成の自由を保証しろ」、「女性 の雇用安定を保証しろ」と叫び、再び女性たちが戦いを準備している。

▲「38国際女性デー100周年闘争企画団」は今日(3日)午前大統領府の前で記者会見を持った。

ニューコア-イーランド一般労組、キリュン電子分会、公共労組介護人分会など、 非正規職労働者の70%を占有する非正規職女性労働者で、苦しい戦いをしている 女性たちと公共労組ソウル本部、民主労総ソウル本部、労働者の力、労働者の 力女性活動家の会、タハムケ(All Together)、社会進歩連帯、貧困社会連帯、 不安定労働撤廃連帯、人権運動サランバン、全国貧民連合、全国学生行進、社 会サービス市場化阻止のための共同対策委員会などが集まり『3・8 国際女性デー 100周年闘争企画団を構成し、「闘う女性の日」を作る。

「女性に自由で独立して暮すために労働する権利を」

彼らは今日(3月3日)、大統領府前で記者会見を開き、「100年だけに私たち女性 労働者も共に祭りをしながら楽しく国際女性デーを迎えたいが、それには私た ちの現実はあまりにも暗い」と述べた。

社会進歩連帯のチョン・ジヨン女性委員長は、「100年前の米国の紡織女性労働 者の要求は、100年たった今でも叫ばれている」とし「100年たっても何一つ変 わっていない現実で、女性の日を祭りで記念する日にはできない」と話して、 「李明博大統領が就任し、女性の社会的参加を拡大して女性雇用を拡充すると いう。だがこれは女性を低賃金の非正規職労働者に転落させることと違わない」 とし「女性の権利は自由で独立して生きるために労働する権利、人間らしく生 きる権利、貧しくなく生きる権利だ」と声を高めた。

▲チョン・ジヨン社会進歩連帯女性委員長が38女性の日と闘争企画団の闘争意味を説明している。

年を越して戦いを続けているニューコア-イーランド女性非正規職労働者も記者 会見に参加した。イーランド一般労組のユン・ソンダン女性局長は「80万ウォ ンで働く非正規職女性労働者を街頭に追い出すのが先進国への道なのか」とし 「女性たちが絶叫して戦わなければならない社会は、絶対に健康な社会ではな い。女性が労働し、希望を持って幸せに暮らせる世の中のために、共に戦おう」 と話した。

記者会見の参加者たちは「3・8女性デー100周年を迎え、われわれは記念に終わ る100周年ではなく、韓国の女性労働者すべてが笑う100周年を迎えるために闘 争する」と宣言し、○非正規悪法廃棄、○ケア労働の社会的責任強化、社会サー ビス労働者労働権保障、○最低賃金現実化、生活賃金保障などを李明博政権に 要求した。

彼らは今日から3月8日の女性の日までを集中闘争期間とし、記者会見を始め5日 の6時に病院労働者希望の場所で『非正規女性労働者の話広場』を開き、8日の 午前11時には世宗文化会館前で『ソウル地域女性労働者ハンマダン』を開催する。

一方、『民衆言論チャムセサン』は3・8国際女性デーを『集中イシュー』に選 定し『3・8国際女性デー100周年闘争企画団』と共に現場取材と多様な寄稿で 集中報道する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-03-05 04:09:57 / Last modified on 2008-03-05 04:09:59 Copyright: Default

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