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韓国:勇敢な女性たち(2)真実のために全身で戦う | ||||||
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勇敢な女性たち(2)真実のために全身で戦う[3・8 100周年]露天商、キリュン、ニューコア-イーランド女性労働者
ムン・ソルィ(撤廃連帯教育部長)/ 2008年03月05日15時31分
誰よりも長く戦っているキリュン電子非正規職女性労働者たち
「戦いが長くなり、夫がこう言いました。もう止めろ、もう人のことがよくわ かっただろう。そこで私はこう言いました。これだけ学んだのだから、他のこ とももっとに学ぶべきじゃない、私はまだ労組活動して、戦って学ぶことが多 いから、もっとやらなければならないと。」
キリュン電子がある九老工業団地は「デジタル団地」という派手な名前に衣替 えをしたが、そこ働いている労働者の現実は20年たった今も相変らず苦しい。 キリュン電子非正規職女性労働者の姿は、20数年前に九老にいた多くの女性労 働者の20年後の姿だ。10代の時は貧しい家案の生計を助けるために、あるいは 男の兄弟の学費に当てるために働き、結婚して子供たちを産めば、その子供を 背負って働き、子供たちが自分の手でさじを持てるようになると、また仕事を 探して、派遣職、契約職、非正規職労働者になり、機械のように働いてきた女 性の人生は相変わらずだ。 最低賃金より10ウォン多い低賃金。残業特別勤務を拒否すれば解雇0順位に上が り、ある日突然携帯メールで解雇通知を受けるのも一度や二度ではない殺人的 な労働統制。若い娘たちでも結婚するかもしれない娘たちは6ケ月、結婚する心 配のないおばさんの場合は1年、年齢がちょっと高い人は3ケ月の契約を結ぶ性 差別的現場の雰囲気... 結局、不法派遣是正の通報を受けてもむしろ労働組合 を弾圧して組合員を職場から追い出してしまうまで... キリュン電子非正規職女性労働者は今日も闘っている。2005年の熱い夏に始め、 2008年の春を迎える3年余りの闘争。しかし誰よりも長く戦っているキリュン電 子非正規職女性労働者の一日は、全体労働者の明るい笑いの一日に必ずなるだ ろう。 ニューコア-イーランド非正規職女性労働者
盧武鉉政権は非正規職が家事と育児に責任のある女性のライフスタイルに適し た労働形態だと糊塗し、雇用の柔軟性を拡大して差別禁止を強化する非正規職 『保護』法こそ、女性のためだと嘘をならべている。 だが売り場を占拠するストライキの瞬間も、たまった洗濯と皿洗いの心配、夫 と子供たちの食事心配で一時も自由になれないニューコア-イーランドの多くの 女性非正規職労働者のうち、女性だから非正規職がいいと言う人はたった1人も いない! 女性に必要なものは、資本と企業の好みに合う柔軟な雇用形態では決 してない。労働の正当な代価を受けて働く方式と形態を自ら統制できる権利だ。 ハエの命のような非正規職は、仕事が多ければいくらつらくても夜勤特別勤務 に耐えなければならず、仕事がないから出てくるなと言われれば何も言わずに 休むのではなく、働きたい時は働き、休息が必要な時は顔色を伺わずに自由に 休める労働に対する権利がむしろ必要だ。
しかし非正規『保護』法は、女性たちの労働に対する権利を歪めている。そし て、女性労働者に対する雇用創出と雇用維持方案のようなふりをして、独立職 群制と無期契約転換を進めている。これは女性たちを『女性に適した職種』、 『低賃金の職種』に追いやり性差別と貧困問題を深める結果につながる。 盧武鉉政権のあらゆる甘言利説と嘘にもかかわらず、ニューコア-イーランドの 非正規職女性労働者たちは、非正規『拡散』法の虚構を暴露して私たちに必要 な真実を知らせる闘争を続けている。一日中立って働き、脚がぶよぶよに腫れ、 関節が痛み、トイレに行く暇もなく膀胱炎にかかっても、いつも顧客親切を最 優先視するイーランドグループのモットーの下で絶えず笑っていなければなら なかった彼女たち。イーランドのパク・ソンス会長が130億ウォンを十一租とし て献納し、常に事業を拡張する間、夜は体が壊れるまで働きながら1ヶ月でやっ と最低賃金を越える程度の賃金を受け取って家族の生計に責任を持つ彼女たち。 彼女たちの疲れて苦しい人生は、韓国の非正規職女性労働者の現実を代表する。 したがってニューコア-イーランド労働者の激しい声は私たち皆が耳を傾けて応 えるべき時代の真実だ。彼らの声が空をめぐって消えず、さらに大きく広がる ように、支持し連帯することは、社会に広がるべきことは、『非正規職』では ない。ただ『真実』に同意するすべての人の声だ。 女性という名で担った貧困...
今年58才になるH氏は、18年間、野菜、もやし、唐辛子などを売り、露天商をし てきた。彼女は午前7時に家を出て、夕方9時ぐらいには商売を終わらせる。一 日の収入は5〜6万ウォン、1ヶ月の収入は通常120万ウォン内外だ。非公式部門、 いや不法露店をしているH氏にとって四大保険は遠い国の話だ。女性という名で 担った貧困は、H氏には簡単には払い落とせないようだ。
それだけではない。政府は露店で生存する貧困大衆の権利を全て保障する代案 を提示するどころか、すぐ暴力的に摘発撤去をする。昨年起きたタイヤキ露天 商が妻に加えられた監視取締班の暴力と露天商への政府の殺人的な処置のため、 自ら命を絶ったのは、露天商として生きていくのがいかに難しいかを端的に見 せる。その上、最近ソウル市は欺瞞的にも、露店モデルを作るといって『露店 馬車デザイン化』などの多様な美辞麗句を動員し、露天商当事者と社会的合意 により、対策を用意しているという調子で騒ぎまくっている。 しかし露店がデザインされても、露天商の人生はデザインされないことを、わ れわれは知っている。女性という名で担う貧困と暴力から抜け出すために、 非公式部門の非正規職女性労働者の団結した闘争は続くだろう。暴力的な摘発 撤去追放! 貧困女性生存権保障! 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-03-08 02:00:29 / Last modified on 2008-03-08 02:00:31 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |