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民主労総『性平等委員会』発足へ

19日に中央委で承認...「民主労総が性認知的観点からの調査、組織革新」

ユン・ジヨン記者 2012.01.17 12:56

民主労総の『性平等委員会』が公式に発足することになる予定だ。

民主労総は1月19日の中央委員会で性平等委員会構成および運営規定などを承認 する計画だ。承認手続きが終われば、外部の専門家2人、民主労総女性委員会が 推薦する1人、傘下加盟組織から3人以上、委員長と専門担当者1人など7人内外 の規模で委員会が構成される。

今回の性平等委員会の発足は、2008年の全教組性暴力事件以後、民主労総の 内部評価報告書で、今後の課題として提起された事案だった。

2010年9月、民主労総は『民主労総キム某性暴力事件評価討論会』を開き、事件 の組織的な課題導出のためさまざまな意見を聴取した。この席で、民主労総の キム・ヨンフン委員長は代議員大会に提出する評価報告書の方式で舌戦を展開 し「民主労総の性認知的観点や内部意見の差の調整の脆弱性を告白し、これに 対する改善対策を検討しなければならない」と語った。

当時の評価討論会では、民主労総の性認知的観点をはじめ、性暴力事件への 組織的隠蔽の有無、傘下連盟への民主労総の指導力問題などが問題になった。 そのため1年余の長い議論を経て発足する性平等委員会は、民主労総の内部の 性認知的観点調査をはじめ、性平等組織文化建設などのための事業を展開する 計画だ。

性平等委員会委員長に内定したノ・ウジョン民主労総副委員長は「民主労総と 傘下加盟組織内の教育、宣伝、組織事業などで性認知的観点がどの程度か分析 し、観点への討論をする予定」とし「また、女性問題だけを専門に担当するの ではなく、民主労総の中での性平等組織文化を建設するために自分診断と革新 課題の提出および議論、実践なども続ける計画」と説明した。

一方、2008年の民主労総性暴力事件の他にも、2009年に問題になった現代自動 車牙山工場社内下請セクハラ問題も民主労総の内部で女性議題を拡大する役割 を果たした。特に女性へのセクハラ、性暴力などが女性の勤労条件と作業環境、 労働安全、生存権問題だという認識が拡大し、民主労総の内部でも女性問題に 対する事業が行われている。

ノ・ウジョン副委員長は「民主労総が労働者の権利を実現するためには、組織 から労働者価値を実現する動きが先行しなければならないが、これを併行する ことが出来ない面がある」とし「性平等委員会の発足と女性問題の拡大により、 組織の革新と強化、鍛練を盛り上げなければならない」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-01-18 09:17:12 / Last modified on 2012-01-18 09:17:14 Copyright: Default

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