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現代車セクハラ事件、業者廃業、不法派遣...『容認できない』

セクハラ被害者17日から一日中1人デモを続ける

チョン・ジェウン記者 2010.11.16 17:07

現代車牙山工場K物流のセクハラ事件と廃業事態の解決を要求して、現代車社内 下請非正規労働者の正規職化を要求する記者会見が11月16日午前11時、牙山工 場正門の前で開かれた。

この日、セクハラ被害者は使用者側に暴行された後、退院して記者会見に出席、 翌17日の朝7時20分から午後5時まで正門前で1人デモを続ける計画だ。

非正規職ない忠南作り運動本部(以下忠南運動本部)は記者会見をしてセクハラ 被害者が逆に解雇され、業者が廃業したのは現代車側が管理監督を怠ったり、 業者側の行動を『黙認』したためだと指摘した。

また、7月22日の『現代自動車社内下請で2年以上働いた非正規職は現代車の正 規職と見なす』という趣旨の判決、12日にソウル高等法院が牙山工場社内下請 労働者が提起した勤労者地位確認訴訟で、2年以上働いた社内下請労働者は正規 職と見なすという判決を上げ、『すべての社内下請労働者を直接雇用、正規職 に転換せよ』と要求した。

牙山工場正規職労組のイ・ファベク副議長は、「現代車が不法派遣を黙認して いる。社会的責任を全うすべき現代車が不法を行っている。現代車は一日もは やく、社内下請労組との交渉に出てこい」と主張した。現代車は牙山、蔚山、 全州の3社内下請労組と金属労組が、10月の初めから現代車との交渉を4回要請 したが、一度も交渉場に出てこない。

これについて記者会見団は、「当期純益の5%の1200億ウォン程度でも現代車の すべての社内下請労働者を正規職化できるのに、『企業競争力強化』を口にし て社内下請労働者の正規職化交渉の要求を無視している」と指摘した。

金属労組忠南支部のチャン・イノ支部長は、「現代車非正規労働者の現実がこ のざまなのに、韓国の2、3次下請け労働者の人生はどれほど苦しいか。人間以 下の暮しだ。差別のない世の中が来ても、男性労働者中心でどれほど多くの女 性労働者が苦しんでいるのかを知っている。大法院の判決以後、被害者が労組 に加入してセクハラ事件が知られ始めた。どこにも哀訴さえできない」とセク ハラ被害者の心境を代弁した。

民主労働党忠南道党のキム・ヘヨン委員長は「現代車の行動を座視しない」と 強い連帯の意志を明らかにした。

民主労総忠南本部のチョン・ウォンヨン本部長は、「牙山、蔚山、全州工場で ぜひとも正規職化闘争に勝利しなければならない。これ以上、人買いの社会に してはいけない」と伝えた。

忠南運動本部は「現代車の反社会的な行動は、すでに容認可能な水準を越えた。 この10数年間、現代車が高速成長した背景には、事業場の中で社内下請労働者 を搾取し、事業場の外で外注下請け社労働者と国内消費者を搾取したから可能 だった」と主張した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-17 03:45:47 / Last modified on 2010-11-17 03:45:48 Copyright: Default

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