韓国:朴元淳事件の被害者「屈することなく生きて真実究明する」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
朴元淳事件の被害者「屈することなく生きて真実究明する」故朴元淳性暴力告訴から100日…被害者回復ための287の女性団体による連合組織が発足
パク・タソル記者 2020.10.15 13:08
故朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長による性暴力を告発したA氏が 「実体的な真実と正義の実現のために努力してほしい」という立場を明らかにした。 朴市長の性暴力被害を告訴してから100日目になる日だった。 この日、287の女性団体は、被害者の権利保障と日常の回復などのために連合組織を発足させた。 [出処:韓国女性の電話] 韓国女性の電話など287の女性団体は10月15日午前、ソウル市庁前で 「ソウル市長威力性暴力事件共同行動(以下共同行動)」を発足する記者会見を行った。 共同行動は、 ▲ソウル市長威力性暴力事件の真相究明と被害者の権利保障および日常回復を目的として、 ▲組織内性差別・性暴力根絶のために女性労働者が平等で安全に働ける組織文化改善し、 ▲ジェンダー民主主義の実現のための活動を展開するという目標を発表した。 この日の記者会見で共同行動はA氏の立場文を代読した。 A氏は「身上に関する不安と威嚇の中で居住地を移して暮らしている。 居住地を移してもやまない2次加害の中で、もう正常な生活が出来ないと思うという絶望感に苦しんで、 特にその震源地が近かった人だという事実のために骨に凍みるほど身震いし、高熱病にかかった」が、 「私のために集めて下さる気持ちのおかげで頑張っている」と近況を伝えた。 A氏は「まだ問題を意図的に無視している責任と権限ある人々が、 今からでもその地位にふさわしい姿を見せることを期待する」と訴えた。 A氏はまた「この恐ろしい事件が単なる事件として終わるのではなく、 女性と弱者の人権に対する響きになって、 韓国社会の本質的な問題の解決と予防に役立つことを希望する。 私たちが互いに反対側に立って戦うのではなく、 公正、正義、平和、人権のために同じ方向に進むべき存在であることを気付かせる過程になることを希望する」という意を伝えた。 最後にA氏は「事件をめぐる多くの疑惑と苦しい過程の中でも、 あきらめることなく屈することなく生きて、 真実を究明し、韓国社会が正義を実現する姿を必ず見守りたい」とし 「実体的真実と定義が実現するように努力してほしい。 熱い気持ち、大きな意で最後まで一緒にしてくださるよう切実にお願いする」という要請の言葉を伝えた。 この日、安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事の性暴力を暴露したキム・ジウン氏の文も代読された。 「キム・ジウンです」という本を出版して性暴力告発以後554日間の記録を残したキム氏は 「朴元淳事件の被害者の方があじわっている現実を見ると、 私が前に語った過去の時間を繰り返してみているという既視感を感じる」とし 「権力型性犯罪は閉鎖的組織の構図と性差別が作り出した社会問題」だと指摘した。 続いて「前に似たようなことを体験したひとりとして、 堅固な連帯と変わりない支持の気持ちを伝える。 毎日毎日粘って粘って、来年の秋には日常の太陽の光を感じられることを切実にお祈りする」としてA氏に連帯の心を伝えた。 各界各層の連帯発言も続いた。 韓国移住女性人権センターのレティマイトゥ事務局長は 「韓国社会の全般で女性暴力に対する社会的認識が変われば、 遅くはあるがその影響が移住女性たちに伝わる」とし 「移住女性として被害者に強力な支持と連帯の心を送る」と話した。 韓国女性労働者の会のペ・ジンギョン常任代表は 「礼儀と常識が失踪すれば関係の距離は一方的に近づく」とし 「職場内セクハラ、性暴力事件を根本的に解決するためには、 組織文化と組織運営方式そのものを変えなければならない。 女性に不当に要求してきた業務外の介護労働、感情介護労働、 化粧労働を中断しなければならない。 女性が組織の中で成長できる時間と空間を開かなければならない」と強調した。 共同行動は今後、警察や検察の捜査状況のモニターと捜査結果発表要求活動、 国家人権委員会の職権調査の充実した迅速な調査の要求など、 真相究明を要求する活動を続ける予定だ。 また今後、同じような事件を防ぐために、 職場内性差別および性暴力撤廃の実態調査と予防、 2次被害根絶のための活動などを併行するとも明らかにした。 先立って被害者側の要求で職権調査要請を受け入れた人権委は年末に完了させることを目標として、 ▲朴前市長によるセクハラなどの行為、 ▲ソウル市のセクハラなどの被害に対する幇助・黙認の有無およびそれが可能だった構造、 ▲セクハラなどの事案に関する制度全般についての総合的な調査および改善法案の検討を続けている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2020-10-21 06:23:07 / Last modified on 2020-10-21 06:23:08 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |