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障害児童の父母15人、福祉部を奇襲占拠

障害児童福祉支援法を今後協議するための面談後、自主解散

ホン・クォンホ記者 2011.04.20 10:15

全国障害者父母連帯(以下 父母連帯)所属の障害児童の父母15人が4月19日午後 2時10分、保健福祉部(以下 福祉部)障害者政策局事務室を1時間30分間奇襲占拠 して、障害児童福祉支援法の制定を要求した。

▲保健福祉部障害者政策局事務室で障害児童父母が障害児童福祉支援法制定を要求している。

この日、障害児童の親は障害児童福祉支援法制定に対する福祉部の立場と6月の 国会で障害児童福祉支援法を制定する協議日程について責任ある回答をする福 祉部の担当者との面談を要求した。

父母連帯のチェ・ソギュン首席副会長は「障害児童福祉支援法制定のための共 同対策委員会は、福祉部と4回協議をしたが、福祉部は国会で関連部署や団体と 協議したことはないと話し、議員たちが6月の国会で意見の差を狭めた合意案を 出せといっている」とし「だが、行った協議もしていないと言う福祉部の言動 を見ると、6月の国会に合意案を出すのかを信じられず、確実な答を聞くために 来た」と述べた。

ある障害児童のお母さんは「障害者のためという福祉部が、なぜ一日で態度を 変えられるか」と糾弾し「今度は障害児の親がきたが、福祉部が反対を続けれ ば、次は子供たちときて、障害児への支援がなぜ必要なのか福祉部の職員に 直接見せる」と糾弾した。

▲警察が障害児の親を取り囲む中で、障害児の父母が互いの手を握って連行に備えている。

▲障害児父母代表団が福祉部との面談の前に話をしている。

福祉部が障害児の父母に退去要請をして警察が出動し、連行の準備をするなど、 一時は強制鎮圧が予想されることもした。だが午後3時40分頃、障害児童父母代 表団と障害児童および障害者家族支援に関する業務を担当する福祉部障害者年 金チーム課長との面談が行われた。

面談が実現したことで、代表団を除く障害児の父母は福祉部庁舎から出て午後 3時から福祉部の前で開かれた『福祉部長官謝罪! 責任者問責要求! 保健福祉 部糾弾 2日間野宿座り込み宣布記者会見』に合流し、面談は午後4時10分まで進 められた。

この日の記者会見で、父母連帯のチェ・ソギュン首席副会長は面談報告を通じ 「福祉部に障害児の父母と福祉部が力を合わせれば、企画財政部など他の部署 が反対しても法を作れると話し、福祉部も『そうする』と答えた」とし、「だ が私たちが手を離せば何もできないので、今後実践を行って、はっきりと障害 者のための法を作らなければならない」と強調した。

父母連帯のイ・ウンギョン教育局長は「福祉部は障害児童福祉支援法の制定に 反対しているのではなく、関係部署や団体との協議問題で、6月に検討するとい うことを国会で言ったと釈明した」と伝え「福祉部は共対委との協議に応じる 意向を明らかにしたが、5月に政府案が出るなど、協議の過程で共対委の意見を 忠実に受け入れるとは思えない」と話した。

父母連帯は来週、福祉部と法案の日程を調整して、5月から具体的な協議に入る 予定だ。(記事提携=ビーマイナー)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-21 06:10:42 / Last modified on 2011-04-21 06:10:43 Copyright: Default

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