営利病院許容、済州特別自治道法国務会議通過

進歩新党、『済州特別自治道法=済州特別破綻法』

営利病院設立を認める済州特別自治道法改正案が国務会議を通過した。

政府は5月4日午前、世宗路政府中央庁舎でチョン・ウンチャン国務総理主催で 国務会議を開き、済州道内営利病院を認めて海軍基地建設に国有財産を無償で 供与するなどの内容を含む『済州特別自治道法』改正案を議決した。

進歩新党はこれを論評して「道民の意見と研究結果も握りつぶして、済州島に 営利病院を作ろうとするのは、結局全国的な医療民営化の信号弾を打ち上げる という意図ではないか」憂慮した。

進歩新党は「済州営利病院許容の決定は、健康保険当然指定制の違憲訴訟ばか りか、健康保険の無力化につながるのは火を見るより明らか」で「2008年の済 州道民世論調査の結果、反対意見が優勢で営利法院設立が挫折した。昨年の政 府の委託研究結果も否定的で留保された」と特別法の国務会議通過を批判した。

また、この改正案が「海軍基地建設事業に対して国有財産を無償で譲与できる ようにし『平和の島』済州にも深刻な打撃を与える」とし、6月臨時国会で済州 特別自治道法が通過しないように全身で阻止すると明らかにした。

4日に国務会議を通過した済州特別自治道法改正案は、すぐ国会に回付され、早 ければ地方選挙直後の6月の臨時国会で処理される展望だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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