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晋州医療院患者、人権委の緊急救済棄却直後に11人死亡

張ハナ、「人権委、殺人幇助...青瓦台推薦のハン・テシク人権委員が棄却を推奨」

キム・ヨンウク記者 2013.06.14 10:47

3月26日、国家人権委員会に晋州医療院患者と家族の強制転院と退院を止めることを求める人権侵害緊急救済要請を棄却した直後、11人が死亡したことが明らかになった。保健医療労組が調査した結果、2月26日に慶尚南道で晋州医療院廃業方針を宣言した後、4月29日までに晋州医療院の死者数は22人にのぼる。

また、朴槿恵(パク・クネ)大統領が推薦したハン・テシク人権委員が晋州医療院の 件に対する人権委意見表明に反対した事実もあらわれた。

民主党の張(チャン)ハナ議員は6月14日、報道資料で「国家人権委は『急に悪化 した懸案ではない』として晋州医療院患者緊急救済措置を棄却したが、その直後 に11人が死亡した」とし「死亡者は全員、緊急救済の要請後1、2週間のうちに 死亡した」と指摘した。

国家人権委員会法48条は、人権侵害や差別行為を放置すると、回復困難な被害 が発生する恐れがあると認めれば、事件に対する陳情決定以前や陳情人または 被害者の申請により、職権で緊急救済措置を勧告することができる。緊急救済 要請の棄却後、11人が死亡した事件は、まさに国家人権委が緊急救済要件には あたらないと判断したのだ。

張ハナ議員は報道資料で「人権委は、ほとんどが高齢者で、長く持病を病んで いた患者の人権侵害の懸案を無視して、患者11人は『回復困難な状態』、つまり 死亡に達した」とし「人権委は彼らの生命権・健康権への訴えを握りつぶす ことにより、事実上、国家による殺人幇助行為をした」と非難した。

特に張ハナ議員室が入手した情報によれば、朴槿恵大統領推薦のハン・テシク 人権委員が人権委意見表明に反対したことが明らかになった。

張議員室によれば、ハン・テシク人権委員は韓進重工業希望バスの時にキム・ ジンスク民主労総指導委員緊急救済の件について「(希望バスは)釜山市民には 『絶望バス』だ。ゴミを捨て、壊し、住民に被害を与えているのに、平和的と いえるか」といった。またソウル駅野宿者強制退去措置に関しては「路上生活 者の人だけが入るのは偏向的な態度で、それならソウル駅を路上生活者センター と名前を変えた方が良いのではないかと考える」と浅はかな人権意識議論を 示した。

張ハナ議員は6月14日、国家人権委業務報告で患者の医療措置とともに保健福祉部の 陳栄長官と洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶南道知事に勧告措置をすることを要求する 予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-15 13:01:35 / Last modified on 2013-06-15 13:01:36 Copyright: Default

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