野党議員、福祉部に晋州医療院の業務再開命令を要求

30日午前、福祉部次官と非公開議論...与党と陳永長官は常任委会議を欠席

国会保健福祉委員会の野党議員が5月30日午前、国会保健福祉委の委員長室でイ・ヨンチャン保健福祉部次官が出席して非公開議論を開き、晋州医療院業務再開命令をするよう要求した。

民主党の李彦周(イ・オンジュ)院内報道担当者は非公開での議論の後「非公開 の議論で議員たちは公共保険医療に関する法律第17条2項、同法施行令第7条2号 を根拠として『保健福祉部長官が晋州医療院の廃業撤回および業務再開命令を 下せる』と判断した」と明らかにした。

李彦周報道担当者は「洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事が業務再開命令 を受け入れなかったり、反論があっても、ひとまず命令をして、その後に事態 の推移を見るのが妥当だ」とし「今できるすべての措置を動員するよう要求し た」と伝えた。

李報道担当者は「4月国会の法司委で地方医療院法が通過していれば、こうした 事態はなかった」とし「法司委で今日、明日と延ばして同じ与党の陳永保健福 祉部長官が十分に与党同僚議員を説得しなかったことについても、意志の不足 で真正性の不足だと考える」と付け加えた。

非公開の議論の前に、国会保健福祉委は緊急全体会議を開いて、慶尚南道晋州 医療院の廃業事態を議論したが、与党議員と陳永保健福祉部長官が参加せず、 洪準杓(ホン・ジュンピョ)道知事とセヌリ党を糾弾して終わった。

金容益(キム・ヨンイク)民主党議員は「洪準杓知事はすでに4月12日、晋州医療院 の理事会が廃業を決めたのに、これを隠して労使交渉をした。こんな詐欺が あるか」とし「こんな政治家は政界から追い出さなければならない。セヌリ党 は、洪準杓知事を除名しなければならない」と非難した。

保健福祉部の常任委の配分を受けて初めて会議に出席した無所属の安哲秀 (アン・チョルス)議員も「公共医療機関は効率より公共性を優先すべきだ」 とし「医療の公共性は多くの討論と合意が必要なので、自治体長の一方的な決定 で大きな枠組みを崩してはいけない。晋州医療院は廃業ではなく正常化が必要だ」 と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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