韓国:晋州医療院の廃業を決定...警察兵力集中、緊張高揚 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
晋州医療院の廃業を決定...警察兵力集中、緊張高揚保健医療労組、慶南道庁組合員に総集結を指令...現場死守闘争
チョン・ジェウン記者 2013.05.29 10:49
慶尚南道が5月29日午前10時、公式に晋州医療院の廃業を発表した。慶尚南道は2月26日の晋州医療院廃業方針の発表に、労組や政界が反発し、5月31日までの休業期間を設定して正常化のために労組と交渉を行ったが、結局また廃業に向かっている。 慶尚南道晋州医療院のパク・クォンボム院長職務代行はこの日、道庁のプレス センターで記者会見を行い、晋州医療院の廃業を宣言した。その後、慶尚南道 は晋州保健所に廃業申告書を提出する。 パク・クォンボム職務代行は「道民の皆さんに差し上げる言葉」の発表文で 「慶尚南道と道議会は何十回も経営改善を要求したが、(労組の)自助努力は全 くせず、既得権を維持しようとするだけで、医療院の回復の可能性は見つからず、 廃業を決めるしかなかった」と明らかにした。 続いて彼は「晋州医療院を救うには279億ウォンの累積赤字を返し、毎年70億ウォ ン発生する損失も保全しなければならない」とし「このように投入された税金 は、道民の医療福祉ではなく剛性貴族労組員の超法規的特権を維持するために 使われる」と廃業の責任を労組に押し付けた。 彼はまた、医療院に残っている患者2人は他の病院に移転させ、診療を続けて受 けられるようにしてくれと保護者に要請し、医療院職員には再就職させると明 らかにした。 洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶南道知事はこの日の午後2時に記者懇談会を開き、 廃業の理由と今後の医療対策を発表する計画だ。 廃業発表のニュースが伝えられ、保健医療労組は慶南道庁に組合員総結集指針 を出し、晋州医療院現場死守闘争を行うことにした。晋州医療院の近くに警察 バス6台の兵力を配置したのに続き、追加の兵力が集まっていて、緊張感が高まっ ている。保健医療労組の関係者は「警察兵力が集結し続け、救急車が待機して いるのを見ると、医療院侵奪が予想される」とし「労組の指導部は緊急対策を 議論している。午前11時に記者会見を行う計画」と話した。 [出処:保健医療労組] 保健医療労組の別の関係者は「慶尚南道が保健所に廃業申告書を出すが、保健 所長は福祉部の引き止めにもかかわらず廃業処理する意志を表明している」と し「用役チンピラ投入の陰謀があらわれ、福祉部も廃業を引き止めているのに、 世論が悪化して追いつめられた洪準杓道知事がまた無理な決定をした」と批判 した。 晋州医療院は、廃業に備えて29日から民間警備業者の用役を投入する計画も立 てていた。この用役業者は申告書に警備用役人員を99人と申告した。晋州医療 院は、この業者と7月までの用役契約を締結し、契約金は4億9500万ウォンに達 する。 先立って晋州医療院に派遣された慶尚南道公務員は、27日から二日間、医療院 に設置された監視カメラ(CCTV)に青テープを付けてスプレーを噴霧する作業を 始めた。用役投入以後の暴力事態を隠そうとしているという指摘が提起された ため、洪準杓道知事は一歩遅れて用役投入計画を撤回した。 保健医療労組は「公共医療を削減するため、大韓民国の行政機関が民間用役を 動員するのは初めて」とし「患者が残っていて、組合員が平和に座り込んでい る医療院に用役を投入するのは犯罪行為」と批判した。 ▲晋州医療院に派遣された慶尚南道公務員は27日から二日間医療院に設置された監視カメラ(CCTV)に青テープを張りスプレーを噴霧した。[出処:保健医療労組] 労組はまた29日に声明書を出して「晋州医療院廃業を強行するために慶尚南道 が道民の血税を浪費している」とし「慶尚南道が毎年、晋州医療院に支援する 12億ウォンの4倍を越える金」と主張した。 労組の計算によれば、△警備用役業者契約金4億9500万ウォン、△名誉退職金・ 早期退職金・慰労金51億3175万2530ウォン、△CCTVの設置572万3000ウォン、 △出入封鎖用鉄門設置150万ウォン、合計56億3397万5530ウォンが晋州医療院 の廃業推進に必要だとした。 労組は続いて「洪準杓知事は『強硬路線労組の解放区である晋州医療院にこれ 以上、道民の血税を注ぎ込めない』とし、労組にすべての責任を転嫁してきた」 とし「しかしまさに道民の血税を浪費している当事者は、まさに晋州医療院の 廃業を無理に進めている慶尚南道だ。一番確実な予算節減対策は、晋州医療院 の正常化だ」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-05-30 01:34:35 / Last modified on 2013-05-30 01:34:36 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |